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椎名誠
25 JUN 1994
集英社文庫
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「と、ぼくは言った。不思議なことに、それですこし気持ちが軽くなったような気がした。それから、今度の旅はやはり停滞というのがよくないみたいだな、と思った。毎日毎日、どこかへ目標をもって進んでいく旅というのが一番いいのだ。とくに今度のパタゴニアの旅は・・・。スプリングの気ぜわしくきしんだ音のするベッドに寝転がりながら、ぼくはそう思った。」
という本を読みました。いつもの文章とは少々趣が異なる。過酷な状況下であるということ。精神的な負担があること。様々な苦悩に満ちている。それでも進んでいく。そこが良いなあと思った。立ち止まったり、後戻りしたりすることがあるかもしれないけど。
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