football smile

the days turn into months and years

#94

2012-10-13 | photo



幡ヶ谷の家の裏の窓から外を眺めたところ。東京らしい風景だなあと思います。

武蔵小山のひいおばあちゃんの家がこういう感じでした。ものすごく細い路地を入ったところに建っていて、ひいおばあちゃんの部屋は、その家のいちばん奥にありました。毎年、新年の挨拶に行くのが楽しみでした。そういえば、亡くなる前に話してくれたことがあります。「わたしはこの家がいちばん好きだわ」と。木造平屋建の決して立派とは言い難い家でしたが、ひいおばあちゃんにとっては掛け替えのない空間だったのだと思います。それは「建築」というものとは違う次元の話です。とても深い意味を持っているような気がして、今でも心に留めてあります。

近所で生まれたこともあって、私は完全にひいおばあちゃん子です。 


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