Jリーグ・ディビジョン1 第13節
2012年5月26日(土)19:00キックオフ
味の素スタジアム
FC東京 1 - 1 浦和レッズ
味の素スタジアムというのは京王線飛田給駅にあるので、会社から電車1本で行かれるのだ。行きやすいと言えば行きやすいスタジアムである。埼玉からわざわざ行こうとは思わないけど、仕事帰りにちょっと寄って行こうかと思うことはある。今日の試合はナイターだったので、まさにちょっと寄って行く日ではないか。というわけで、久しぶりに味の素スタジアムへ。
選手がピッチに入ればブーイング、スタメン発表でブーイング、歌を唄えばブーイング。ホームの威厳が完全に崩壊されたFC東京。浦和サポーターは俄然気合いが入っている。何か気に入らないんだよなあというサポーター同士の啀み合いが、スタジアムの雰囲気を作り出していた。いいなあこういうの。サッカー観戦というのは、選手のプレーを見るのはもちろんだけど、こういうスタジアムの熱気を肌で感じるのも楽しみのひとつだ。特に仲の悪いチーム同士のゲームというのは、エキサイティングでおもしろい。
結果から言ってしまえば、引分というのは双方にとって妥当なものであったような気がする。どちらも決定的なチャンスを作り、どちらのシュートもゴールポストに阻まれ、どちらも1つだけゴールを決めた。終了間際に得点した浦和は、小島を入れてゲームを終わらせるプランを選択した。ただそのタイミングが々悪かった。直後のコーナーキックを決められてしまったのだが、その後のアディショナルタイム5分も冷静にアタックを試みていた。タイムアップの瞬間まで緊張感を保ったとても良いゲームとなった。
今日はU自由席の当日券で観戦したのだが、このチケットは大人3,500円もする。そこそこいい値段だ。決して高くはない給料からこれだけのお金を払ってサッカーを観る。改めて考えてみると、サッカーにはそれだけの価値があるということだ。今日の試合、選手はもちろんプロ意識を持って質の高いプレーを見せてくれた。隣でビールを飲みながら大騒ぎする大人達を尻目に、一人で熱心に観戦している小学生がいた。もしかしたら、今後の彼のサッカー人生に影響を与えたかもしれない。そう考えると、チケット代も高くはないような気がする。
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