GRASS VALLEY
26 FEB 2019
DQCL-743〜748
http://d-syst.com/md/index.html
The CureとかEcho & The BunnymenとかThe SmithとかKajagoogooとかDavid Sylvianとか、CDのBOXセットというものをいくつか持っている。当初はLPレコードでリリースされたアルバムを、まとめてCDにしたものが多い。当然ながら、歴史的名盤と呼ばれるような、今でも人気のあるアーティストの作品じゃないと売れないし、そもそもリリースされないだろう。
というわけで、まさか出るとは夢にも思わなかたGrass ValleyのCD BOXが、なんと昨年リリースされていた。ソニーのオーダーメイドファクトリーというシステムで、リクエストをエントリーして、予約が規定数に達したらリリースするというものらしい。いやはや物好きがいるものだと思ったら、そのリクエストを出したのは、L'Arc-en-Cielのyukihiroとのこと。やはり上領亘の存在は大きかったのだ。オリジナル・アルバムは6枚とも持っているので、今更どうしようかと迷ったけど、そこはGrass Valleyという希少価値に心を動かされてしまった。
改めて全アルバムを聴き直して、これはリリースされる価値があるなあと思った。リマスターされた音と、楽曲のクオリティの高さを、しみじみと噛みしめることができる。いちばん音がゴチャっとした「LOGOS」も何だかスッキリ聴こえし、最高傑作(だと思っている)「瓦礫の街」に至っては、よりタイトで更にかっこよくなったように聴こえる。もちろん音質を楽しむには、部屋のバカでかいステレオで聴いてこそなので、純粋に音楽を聴く習慣が戻ってきたのも嬉しい。これは外出自粛の恩恵と言えるかも知れない。
しかしまあ音楽の好みというのは、いくつになっても変わらないものだね。
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