
DURAN DURAN
12 NOV 1984
Apple Music
http://www.duranduran.com/
初めてのライブ・アルバムということ以上に、まるでベスト・アルバムのようなセットリストが目を引く。オリジナル・メンバー5人が揃っている(のちに再び揃うことになるのだが)というのも、その後の不安定な遍歴を考えると貴重である。バンド全盛期を語るには欠かすことができない、アルバムと言えるかも知れない。
そのような本編に紛れ込んだように、なぜかシングル「The Wild Boys」が収録されている。5曲目という中途半端な曲順は、LPレコードのA面最終曲という事情によるものである。こういうことは 、CDや配信の世代にはわからないだろうなあ。そんなことはさておき、この曲、とてもかっこいいのだ。リズムとシンセの絡み方は、その後多方面でパクられることとなる。そのセンスは、やはりDURAN DURANならではだと思う。キーを間違えたかのような、サイモンの高音域の歌声も然り。今聴いても斬新である。
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