明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第20節
2017年8月5日(土)19:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(テレ玉)
浦和レッズ 2 - 2 大宮アルディージャ
興梠
武藤 ズラタン
菊池 阿部 柏木 関根
宇賀神 遠藤 森脇
西川
浦和が窮地に立たされた時、頼りにされる男がいる。選手時代から変わらぬ人望を集める男である。その堀孝史新監督に全てを託して、因縁のさいたまダービーにいざ挑む。注目のスタメンだけど、菊池を左サイドに抜擢した以外は変化なし。これも槙野の出場停止で宇賀神が下がったためなので、まあこれまで通りの布陣と言える。ズラタンの微妙なポジションが、意味あり気ではある。
しかし、試合展開はまたく変わっていた。ガチガチである。今まで2バックにすらなっていた守備陣は、決して枚数を減らすことはない。パスも非常に慎重で、その本数もかなり減っている。降格圏内に位置する大宮を相手に、互角の勝負が続いて行く。これで良しとすべきなのか。堀監督が何より重視したのは、全体のバランスであることは間違いない。まあ、今日は色々な意味で我慢が必要だろう。下位のチーム相手に連敗なんて許されない。
ラファエル シルバ
武藤 李
関根 阿部 柏木 駒井
宇賀神 遠藤 森脇
西川
というわけで、負けはしなかったという結果であった。極端にリスクを減らしたおかげで、シーズン序盤の流れるような攻撃はすっかり影を潜めた。ポゼッションも低く、浦和らしさという形には程遠いと思われる。しかもその割に2失点とあっては、到底納得のいくものではない。失点の仕方もミス絡みである。ここはひとつ腹を据えて、じっくりと復調するのを見届けるしかないだろう。まだまだ時間はかかりそうだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます