football smile

the days turn into months and years

Let There Be Love

2009-06-04 | axis
昨年の設計室模様替えの際、AXISの古い荷物を整理していたら、「イレブン(知ってる?)」だとか「サッカーマガジン」のバックナンバーが大量に出てきた。それから、とてもスマートなカツヒサさんやアサダさんの写真も出てきた。コイケさんやクリイワさんの姿も写っている。こりゃあ捨てるわけにはいかないので、AXISロッカーに大切に保管することにした。で、その時に判明したのだが、AXISの創部は1984年らしい。今年で25周年である。四半世紀。決して短い時間ではない。

もう歳なので動けないからとか、あいつとは一緒にプレーしたくないからとか、会社を辞めたからとか、休日が合わないからとか、仕事が忙しいからとか、結婚したからとか、子供ができたからとか、こんなチームではやってられないからとか、諸々の事情でクラブを去って行く選手がいる。一方で、是非このチームでプレーしたいという新加入選手がやって来る。おそらく、同じメンバー同じポジションで戦う試合なんてほとんどないのではないかと思う。AXISに限らず、クラブは常に変化する生き物である。そうでなければ、25年間も続けるのは不可能に違いない。これから先も変化を受け入れられるかどうか?クラブの存続はそこにかかっていると言っても過言ではない。

タツヤからもらった「Number728」欧州サッカー特集のテーマは、最強の組織論。バルサ、マンU,チェルシー、インテル等々、欧州の名門クラブが多数登場する。ビッグクラブであり続けるためには、やはり変化が必要であることは間違いなさそうだ。そこには監督がいて選手がいてサポーターがいる。戦術があって移籍があってスタジアムがある。変わるものと変わらないもの。実に様々なものがクラブを形成している。どれひとつ欠かすことができないそれらの中で、あえて変わってはいけないものは何かを考えてみる。あまりにロマンティック過ぎるかも知れないけど、後藤健生氏のテキスト・タイトルがそれを言い当てているような気がする。

「Let There Be Love(愛のないフットボールクラブに未来はない)」
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パオロ・マルディーニ

2009-06-03 | football
誕生日が2日違いの同じ歳で左サイドバック(最後はセンターバックだったけど)といえば、そりゃあちょっと気になる存在である。3年連続の引退宣言も、今度こそは本当のようだ。ホームでミラノのサポーターからブーイングを受けて、アウェーでフィレンツェのサポーターから拍手を受ける。現役生活が長いといろんなものを抱え込むんだろうなあと思う。それでもミラン一筋25年902試合の公式戦に出場した実績は、無条件に讃えられるべきである。変わる勇気と同じくらい変わらない勇気には価値があると信じたい。ごたごた理屈を捏ねるより黙って行動するヤツでいたい。

最近は自分の引退を考えなくなった。やめたくなったらいろいろ考えずに突然やめることにする。そう考えるようになったら、自分でもいつやめるのかわからなくなった。それは来年かもしれないし、今週末かもしれない。
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DURAN DURAN(The Wedding Album)

2009-06-02 | music

DURAN DURAN
TOCP-7230
24 FEB 1993
http://www.duranduran.com/

アルバムジャケットには、ただ「DURAN DURAN」とだけ表記されているので、便宜上「The Wedding Album」と呼ばれている。1stアルバムが「DURAN DURAN」だし。だから( )書きが正解。The Beatlesの「White Album」の真似かとも思ったりする。

「Ordinary World」でまさかの大復活を遂げたわけだが、他にも「Come Undone」とか名曲が収録されている。なかなか良いアルバムだと思う。しかし、いかんせん地味だ。「あ、大人になってる」という、グリコのCMコピーがピッタリかも知れない。まあ前作が「Liberty」という大失敗作だったので、方向修正としては正しかったと言える。その点はもっと評価されるべきである。

DURAN DURANの何がかっこいいって、そりゃあやっぱりバンド名が抜群にかっこいいよね。未だにこの名前を超えるバンド名は出現していない。

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UR13

2009-06-01 | smile
毎度おなじみオープンハウスの後は、毎度おなじみURで、毎度おなじみフジイさんに髪を切ってもらった。実に、毎度おなじみなことが増えてきたなあ、と思う今日この頃である。単に歳をとったからなのか?それとも行動パターンのバリエーションが乏しいのか?

フジイさんは名古屋店の方もかなり忙しいらしく、表参道店には相変わらず月3日しか来られない。スタッフの人に聞いたら、その3日間は朝から晩までフル稼働。恐怖の3日間となっているらしい。フジイさんの人気は一向に衰えることなく、こっちのお客さんからの指名も一向に減らないとのこと。ま、そりゃあそうだろう。人気者はどこへ行っても人気者。そうじゃない人はどこへ行ってもそうじゃない。土曜日ということで、女の子でいっぱいの店内の片隅、アラフォーおやじ2人で最近白髪が増えちゃってねえ、などとという会話もなかなかおつなものである。

例えば、カットが終わるとシャンプー台へ移動する。スタイリストの仕事はここまで。そこから先はスタッフに任せる。次のお客さんが待っているから。でもフジイさんは、切り落とした髪を自分で掃除したりする。店内でいちばん偉い人がこういうことをするのである。次のお客さんを待たせてはいけないけど、今切り終わったお客さんを待たせてもいけない。どこを向いて仕事をすべきか。フジイさんの仕事を見ていつも思うこと。たくさんの仕事が押し寄せて来た時、まずはそこをしっかり認識しなければならない。そりゃあ正直面白くない仕事だってあるけれど、どんな仕事でも仕事は仕事。できるだけ断らないようにする。そして、こう考えて自分を励ます。人気者はどこへ行っても人気者(笑)。

今回は、3ヶ月ぶりのわりにはあまり切らなかった。前髪も長めに残してもらったので、多分誰も気がつかないと思う。そういう微妙なニュアンスをお願いできるスタイリストは、やはりこの人しかいないんだな。
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