月と十字架です。
左は加工前、右はコントラストを強くしたもの。本物はもっとはっきり見えます。月もすごくきれいです。
手話を勉強していると、手話以外に、要約筆記というのがあります。手話のわからない方や、手話で表現が難しい言葉などは書いた方がわかることもあります。通訳者試験をまた受けることはありませんが、試験まえに勉強した、内容をつかんでまとめる練習。ボケ防止のために、今朝の神父さまの福音の説教を要約してみます。
マタイによる福音 「イエスは悪魔から誘惑を受けるため、霊に導かれて荒れ野に行かれた。そして四十日間、昼も夜も断食した後、空腹を覚えられた。すると、誘惑する者が来て、イエスに言った。・・・・・ 」
説教内容
今日の福音の出来事は、悪魔の誘惑というイエス様の公生活の前の出来事ということだけではありません。厳しい生活を克服したという姿だけでもありません。聖書を通して、その生涯を知り、悪魔とイエスの問答を味わう時、イエスの言葉の中に現れている。宣教活動の根底を示しているのです。
悪魔は、神の力を持っているのだから、自分のために使ってみたらと誘惑します。私たち人間は、自分の力、能力をすべて自分のために使います。しかし、イエス様は多くの病人や飢えた人たちをいやす力をもっているにもかかわらず、悪魔の誘惑を拒否して、十字架に向かうのです。神の子でありながら、人間として歩んで行くのです。それは、自分の思いではなく、父の救いの計画のため、自分を使い尽くす生涯です。主なる神に仕え、礼拝にささげた生涯。その基本方針を語ったものです。
四旬節の第一主日に、私たちはイエスの姿を見て、私たちの40日間が、イエスに従う者となり、ふさわしいものとなり、キリストのまなざしと比べながら、キリストに合わせて行けるよう祈り反省してすごすことができますように。
メモをとったのですが、まとめるのは難しいです。すこしずつ頑張ってみます。