浪漫飛行への誘(いざな)い

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NHKスペシャル1989-90魅惑と罪のバブルの宮殿

2022年05月02日 08時31分42秒 | TV番組

 

1日夜、NHKで「NHKスペシャル 東京ブラックホールⅢ 1989-90魅惑と罪のバブルの宮殿」というタイトルで、現代の若者が日本迷走の元凶ともされるバブル時代にタイムスリップし、日本経済が世界の頂点から転落した狂乱の時代を追体験するという変わった趣向のドラマ形式で展開されていた。まさにバブル絶頂時代で日本中が狂乱で浮かれた時代だったと思うが、個人的には、ドイツ駐在を終え、名古屋に転勤したのが1989年11月なので、まさにこの時代にあたる。東京にいなかった分、テレビで紹介されていたようなまさに東京ブラックホールというような実体験はしていないが、営業関係の仕事をしていたので、バブル経済の一端を担っていたかもしれない。

名古屋時代は、使い切れないほどの交際費を持っていたし、夜の接待も頻繁に行われていて夜の街に繰り出したり、ゴルフも他の連中より少なかったが、それでも月に4-5回はやっていたような気がする。預金の利子も9%くらいになった時もあったような気がする。当時はそんなものかと思ってあまり疑問も感じなかったが、バブルは、はじけて初めてバブルとわかるものである。個人的にはバブルに浮かれてはいなかったので、バブル崩壊の影響はあまりなかったような気がする。今のマンションを中古で買ったのは、バブルがはじけた1993年のことであったが、ピーク時は億ションであったとも聞いたことがあり、まさに異常そのものであった。今の若者には信じられないほど恵まれた時代であったかも知れないが、企業の没落とともに、非正規雇用の増大等今の就業環境の悪化を見ると可哀そうになるほどである。このスペシャル番組では、バブル時代の世相がいろいろ紹介されていたが、バブルを経験し、それで潤った連中がいまだに日本経済を支配しているような印象で、見ていてあまり気分がいいものではなかった。

 

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