コロナは収まっているとは到底言えないが、危険とは思われるものの日本政府あげて規制緩和の方向で様々な施策を講じようとしている。東京での新規感染者数も昨年のピーク並みに、連日3000~4000人を記録しているが、人の移動は間違いなく活発になってきている。海外旅行も解禁の方向で、世界中が動き出しているので、自分自身も3年ぶりの海外旅行を計画し始めている。行先は、子供と孫がいるタイで、今の計画では、今のところ、8月にタイの田舎町シラチャに3泊、テレサ・テン終焉の地チェンマイに2泊を計画している。主目的は、子供・孫家族訪問とインペリアル・メーピンホテルに残されているテレサ・テンの常宿訪問である。往路は、羽田からJALのマイレージを利用し、復路は、ZIPAIR(JALのLCC)を利用しようかと思っている。JALのマイレージは、ZIPAIRポイントと交換可能とのことで、2万マイルを3万ポイント(30000円相当)に交換し、チケット代に一部充当が可能なようである。
久しくマイレージ旅行はやっていないので、問い合わせの電話をJALのマイレージ国際線予約にかけたが、混雑しているようで待ち時間は約1時間とのテープ案内。結果的には、約1時間半待って繋がったが、ナビダイヤル0570の他に03の番号があったので、スマホのかけ放題が使え、課金を逃れることができた。最近は、NHK等かけ放題の対象外のナビダイヤルだけしかないところも少なくないので、改善してほしいところである。1時間半もテープ案内のまま電話を待っていたらいくらかかるか考えてもぞっとする。どうも運航計画の乱れが発生し、電話が殺到していると釈明していたが、電話サービス業としては失格である。あまり長く待たせるようであれば、話中扱いとする方がお金もかからず、親切かも知れない。かけ放題プランのあるスマホを持っている人にとっては、テープ案内による順番待ちのほうが便利かもしれないが、どっちもどっちである。JALやANAは、昔フリーダイヤタル0120-であったが、20年位前に経費削減でナビダイヤルに変更し、顰蹙を買っていたが、かけ放題の普及に伴い、ナビダイヤル以外にローカル電話番号を設定しておいたことが怪我の功名となっているようである。
JALやANAはまだ電話サービスがあって、オペレータに問い合わせたり、話をすることができるので、まだいいが、ZIPAIRの場合、問い合わせの電話サービスがないので、ネットにより自力でチケットを買う必要がある。若い人はまだいいが、年寄り世代はついていけない感じで、本当に不便である。JALのマイレージからZIPAIRポイントなるものに交換し、チケット購入に使えることを初めて知ったが、詳細を確認しようにもチャットかメールしかないみたいで、不安は解消されない。LCCのサービスは、そんなものかも知れないが、お金をもった年寄りもいっぱいいると思うので、年寄りにもっと優しいサービスを期待したいところである。ZIPAIRは、一度予約してしまうと変更も払戻もできないので、慎重にならざるを得ない。その点、最近のホテルの予約は、安いレートのものでもぎりぎりまで取消手数料がかからないものが増えており、利便性が増している。LCCも見習ってほしいものである。コロナがどうなるか分からない現状では、旅行計画を立てるのは若干リスクが伴うが、一歩踏み出さないと永遠に動けなくなりそうなので、計画を進めようと考えている。