22才で初めて海外旅行を経験し、以来今日まで102ヵ国を訪問しているが、年代別にどの位海外旅行で新しい国や地域に訪問しているか、気になり整理してみた。年代別の新規訪問国数は下記の通りであった。
国・地域 国・地域
22~29才 8 60~64才 30
30~39才 24 65~69才 12
40~49才 7 70才~現在 1
50~59才 20 計 102
この数字から振り返ると、60才の定年時は、59ヵ国、定年後に43カ国を訪問している。この数字は新規の訪問国数なので、実際の海外旅行回数はもっと多く、全部で160回、内、出張が61回、個人旅行(一人旅)が32回、夫婦旅行が36回、家族旅行が31回となっている。運よく、60才の定年時から自由人となる選択をしたおかげで、定年後5年間で30ヵ国もの新規の国を訪問する機会に恵まれた。今や65才まで働くのが常識となっているが、一生で一番いい時期なので、その間働いている人は可哀そうなかぎりである。65才を過ぎても、まだパート等で働いている人も少なくないが、男性の健康寿命が72.68才(2019年現在)であることを考えると人生を無駄にしているともいえる。お金を稼ぐことも大事だが、この年になるとお金は使うものであると痛感する。どんなお金持ちでもあの世にお金を持っていくことができないのが現実である。
70才以降は、コロナ禍の影響で、昨年のタイ旅行以外、この3年ほどは海外旅行に出ることができなかった。しかし、今年からは、コロナ感染者数は減っていないが、世の中、経済活動がプラスの方向に転換し、海外旅行も解禁の状況になりつつあるので、未踏の南米に足を踏み入れるべく新しい旅行の計画を立てようかと考えている。しかし、今となっては、体調の問題もあり、高山病の恐れのあるペルー旅行は難しいかも知れない。我々の年代にとっては、いつお迎えが来るかわからないので、「やりたいことは先延ばしにしない」主義で行きたいと考えている今日この頃である。