久しぶりに菊谷隆太氏による「仏教に学ぶ幸福論」のユーチューブを見た。「70代からの人との接し方」というタイトルが目に留まったからである。菊谷氏は、親鸞会の講師として普及活動の一環で為になる講話をほとんど毎日ユーチューブにして発信されているが、消化不良を起こしそうなので、最近は、意図的に頻繁には見ないようにしている。講話を通じ、親鸞会へ勧誘しているのではとの批判もあるが、一線さえ引いていれば、そんなことはあまり重要な事ではないように思える。毎日発信とは頭が下がる思いであるが、聴いていて為になる話がほとんどであることは間違いない。
「70代からの人の接し方」は、まさに自分にあてはまる内容であり、身が引きしまる思いである。我々年金世代を支える若者は、1960年代は、「神輿型」「胴上げ型」、2015年頃からは「騎馬戦型」、2030年頃には、「肩車型」となることはわかりやすく、まさにその通りである。若者と接する際は、心の隅にとどめておきたい。
「オレがオレがのがを捨てて、おかげおかげのげで生きよ」とはまさに名言で、戒めとしてずしっと心にひびく。年を取るとどうしてもオレがオレがになりがちなので、戒めたいところである。また、「子供叱るな来た道じゃ、年寄り笑うな行く道じゃ」と昔からいわれているが、これも名言である。年を取っても「布施」その中でも心の「心施」の重要性をかみしめたいところである。
「70代からの人との接し方」(5/11): https://youtu.be/VaifMXc7mac