5月30日に年1回のマンション管理組合の定期総会が開催された。輪番制から副理事長として1年間役員を務めてきたが、無事総会も終了し、お役御免となった。基本的なことは管理会社がやってくれるので、楽といえば楽だが、理事会の会合が月に1回とはいえ負担となる。今期は、大規模修繕工事を実施したので、それなりに負荷もあった。我がマンションも築40年位経っており、自分も含め入居者の多くは高齢者となっているため、管理組合の役員をやる人が少なくなってきている。
管理会社のスタッフによると、最近は、管理組合の理事会機能を外部の管理会社が代行するという「第三者管理方式」が注目されてきているという。高齢化で理事のなり手が減っていることや理事になることに負担を感じる人が増えていることが背景にあるというが、まさにそうである。昨今は、新築マンションだとこういう形態のところも多いという。所有者による理事会がなくなると住民の声をどうやって反映させていくか、管理会社の業務が適正な価格や品質で実施されているかどうやってチェックしていくか等の問題をクリアにする必要があるが、早晩導入を検討すべきであると感じる。まさに「餅は餅屋」で、自分の経験からも個人的には理事会の外注には賛成である。4月15日付の読売新聞にもこの理事会外注を扱った記事が出ていたが、そういう時代になりつつあるような気がする。
読売オンラインの記事(4/15): https://www.yomiuri.co.jp/life/20230414-OYT8T50084/