浪漫飛行への誘(いざな)い

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15年前の海外ロングステイ

2023年05月18日 12時11分18秒 | 旅行

ロングステイとは、同じ場所に長く滞在し、日常生活を通じて現地の人や文化、慣習に触れる旅行の1形態で、暮らすように旅するライフスタイルといえる。一般財団法人「ロングステイ財団」によると、ロングステイとは、

1 比較的長期にわたる滞在である(2週間以上)
2 居住施設を保有または賃借する
3 余暇を目的とする
4 「旅」よりも「生活」を目指す
5 生活資金の源泉は日本にある

と定義している。

ここでは海外ロングステイに限るが、まさに15年前に定年を迎えた時にこのロングステイが実現した。当時、海外のロングステイの中でも、マレーシアが人気No..1で、家賃を入れても年金生活でもお釣りが来る位、安い経費で長期に快適な生活ができるとして、テレビでもロングステイを薦める番組がいろいろあった。テレビでのインタビューでは、ほとんどのシニアがもっと早くロングステイすべきだったと後悔しているということが印象的であった。ロングステイには以前から関心があり、現役時代から、マレーシア各地やオーストラリアに下見旅行もしていたが、やはり暑さを考え、最終的には、①ブリスベン(オーストラリア)に1ヵ月、②ビクトリア(カナダ)に6か月という留学を兼ねてのロングステイ生活を送ることになった。本当はもっと長期間のロングステイを希望していたが、留学事情と金銭的事情で、短縮することになった。

ブリスベンでのロングステイは、定年前の長期休暇を利用したもので、シャフストンカレッジという英語学校に寮生活を送りながら通ったものである。学校に寮が併設されており、単身で約1ヵ月ほど滞在したが、基本的に自炊生活で、若者に交じって英語の勉強をした。寮生活は、社会人になった時、独身寮で経験していたが、その時は食事付きであったので、大分様子が異なった。日本の食材もそこそこ手に入ったので、ほぼ毎日自炊をした。たった1か月の留学なので、英語の上達はたかが知れているが、クラスメートとのおつきあいやら街の散策やらロングステイならではの貴重な体験をすることができた。週末には、ゴールドコーストやシドニーや首都キャンベラへの小旅行もできた。

2回目のビクトリアでのロングステイは、定年後3日目から約6カ月(1ヵ月の長期旅行を含む)、夫婦でコンドミニアムに住み、ビクトリア大学の3ヵ月の英語講座に参加しての勉強の他にゴルフ、テニス、若い留学生仲間との交流、地元の人達との交流、街の散策、小旅行三昧というまさにロングステイを満喫し、貴重な経験をすることができた。この6カ月は、自分史上、最もハードなスケジュールとなったが、それについては追ってブログで紹介してみたい。

あれからもう15年が経ってしまったが、これからも、体調が許すなら、また海外ロングステイに挑戦したい夢は持っている。理想的には、桜の季節の春と紅葉の季節の秋は日本にステイ、夏は、カナダかドイツにロングステイ、冬は、マレーシアやタイのアジア地域かオーストラリアにロングステイと考えているが、夢に終わる可能性も強い。
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