午後のほんのいっときを庭のメンテ。
薔薇とデュランタ宝塚の剪定、ムラサキシキブの地植え、ビオラをハンギング鉢植え、アッサム匂い桜を室内移動、ストレプト・カーパスを温室移動、等など。
そんな中で、クレマチスが白髯の如き翁姿になっていました。
向寒に綿毛纏うやクレマチス (楓山人)
この季節またまた我が家定番の箱根にでかけましたよ。
箱根全体的には紅葉はもう終わり。
しかしまだ塔ノ沢や大平台あたりはまだ見ごろでした。
今年は特に11月になってから急に冷え込んだこともあって、例年より色合いが濃い目のような気がしました。
今年も最初にまず
「箱根ガラスの森」
やっぱりもうクリスマスムード。
アチェロの煙突のサンタさん。
ガラスのエクステリア。
池のマガモクン。
庭園内の楓を加工してみまた。
次に「長安寺」
ここも紅葉はほぼ終わり。
これは梅もどき。
そしてその次は
「箱根ラリック美術館」
昨年の夏に来た時には時間がなくて寄れなかった「ル・トラン」。
予約乗車券
映像での説明、乗車しお茶とデザート、スタッフによる説明で45分間、一人2100円なり。
このオリエント急行サロンカー「コートダジュール号」は、この美術館を開館する際、一両をそのまま欧州から移送したもの。
車内はルネ・ラリックが制作した150枚以上もの華麗なガラス・レリーフで彩られています。
このサロンカーの中で、贅を極めたインテリアによる空間芸術を体感しながらのセレブなティータイム。
珈琲はポットに3杯ほどで、ホイップクリーム、バラの花のジャム、シナモンシュガーで様々な味わいを。
車内は一切撮影禁止ということで、珈琲もお菓子も写真は無し。
バラの花のジャムを買って帰りました。
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【 ルネ・ラリック (1860-1945)】
ルネ・ラリックはフランス・シャンパーニュ地方で生まれ、自然豊かな環境で育ちました。
父を早く亡くし、母から技術を身につけることをすすめられ、16歳で宝飾細工師に弟子入りします。
弱冠20歳にしてカルティエをはじめとする一流宝飾店から仕事の依頼を受けるようになったラリックは、サラ・ベルナールら大女優の舞台アクセサリーを手がけるようになります。
その後、香水商コティとの出会いによって、ガラス工芸へと転身。
アール・ヌーヴォーからアール・デコへと流行が変わる中で、ラリックは両時代を代表する存在として活躍します。
1925年のパリ現代装飾美術産業美術国際博覧会(通称アール・デコ博)では、会場のモニュメントとなる高さ15mのガラスの噴水「フランスの水源」を制作。
また、オリエント急行や豪華客船ノルマンディー号などの建築装飾にも進出し、その才能を発揮しました。
<以上美術館HPより引用>
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このあとは蕎麦処
「竹やぶ」
ここは昨日のうちに掲載済み。
最後に
「箱根美術館」
ここ箱根紅葉のメッカ、...でも2週間前だったら最高だったのにね。
人出ももうそれほどでもない。
にもかかわらず、おばちゃんやおばあちゃんたちは口々に「うわー、きれいねえ」
そして中でも一番よさそうなのがこれ。
芝や青苔にちりばめられた落紅葉は中々のもの。
今年最後の紅葉の句。
青苔に散り絶え間無き紅葉かな (楓山人)