今年も、おなじみの「サラリーマン川柳」(第23回)の結果発表がありました。
第1位は

◎仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い
「仕分け」と「夫婦の力関係」が詠み込まれていて、まさに秀逸。
かの蓮舫さんより、奥さんの方が優っているッテカ!?...「恐れ入りましたぁ~」と言わなければなりません。
それから、世の亭主族の悲哀を詠ったものでは、
◎ただいまは 犬に言うなよ オレに言え
これ、第3位です。
確かに、身につまされますなあ。
我が家でも、奥さんがお仕事から帰って来て車を駐車場に入れようとしているあたりから、Booニャンコが必ず玄関まで迎えに出て、奥さんが家に入ってくるまで「にゃあにゃあ」なきます。
そして奥さんは「ブーチャン、ただいまあ」と家に入って来る...毎日のことです、ハイ。
私も、玄関に迎えに出ようかしら、ナンテネ。
(言わせてもらえば、私だって外出から帰るとBooのお迎えがありますよ)
それにしても、こんな時、Cheeニャンコは出迎えなどはしたことが有りません。
ホント、媚びないヤツ(♀)です。

サラリーマン川柳、略して「サラ川」は23回を数えて、サラリーマンの日常を世相と照らし合わせたりして、最早年中行事化しています。
このようなのが昔はどうだったのかというと、平安時代から江戸時代にかけて流行した表現主法の一つである「落首(らくしゅ)」というものがあります。
これは、公共の場所、特に人の集まりやすい辻や河原などに立て札を立て、主に世相を風刺した狂歌を匿名で公開されていたもの。
当時、言論の自由というものは存在せず政治批判は極めて危険性の高い行為であったものの、匿名での公開ということで読み書きができる者なら誰でも自由に言論活動を展開することができたと言われています。
有名なものとしては
<戦国時代>
◎織田がつき羽柴がこねし天下餅すわりしままに食うは徳川
信長が苦労して天下統一事業を進め、それを受け継いだ秀吉が天下統一を完成させたものを、家康が何の苦労もなくそれを引き継いだ、というもので、先人が苦労して築いたものを、家康がやすやすと簡単に手に入れたと、詠ったもの。
しかし、これは完全に家康を酷評しているということで、この作者は処罰されているとのことです。
<江戸時代>
◎田や沼や 汚れた御世を 改めて 清くすすめる 白河の水
田沼意次が失脚して、新たに白河藩主の松平定信が老中になった頃のもので、白河藩主である松平定信を「白河の水」になぞらえていて、彼の政治への期待感を詠っている。
◎白河の 流れに魚も 住みかねて 元の濁りの 田沼恋しき
松平定信の政治に嫌気がさしてきて、昔の田沼意次の時代のほうがよかった、と田沼時代の自由なころを懐かしむ気持ちを詠っている。
昔の方が、時の権力に対する風刺としてはセンスが上??


<春紫苑>
6月以降に咲く姫紫苑と酷似していますが、この時期であれば恐らく「春女苑」でしょうか。

<緑蜘蛛>
薔薇の蕾に群がるアリたちを狙っている緑色の蜘蛛です。
「蜘蛛なんて!」と嫌う方がいらっしゃるにも関わらずの写真掲載、済みませんでした。
ズームアップしたのでかなり大きく見えるでしょうが、実際は1.5cmくらいです。
第1位は

◎仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い
「仕分け」と「夫婦の力関係」が詠み込まれていて、まさに秀逸。
かの蓮舫さんより、奥さんの方が優っているッテカ!?...「恐れ入りましたぁ~」と言わなければなりません。
それから、世の亭主族の悲哀を詠ったものでは、
◎ただいまは 犬に言うなよ オレに言え
これ、第3位です。
確かに、身につまされますなあ。
我が家でも、奥さんがお仕事から帰って来て車を駐車場に入れようとしているあたりから、Booニャンコが必ず玄関まで迎えに出て、奥さんが家に入ってくるまで「にゃあにゃあ」なきます。
そして奥さんは「ブーチャン、ただいまあ」と家に入って来る...毎日のことです、ハイ。
私も、玄関に迎えに出ようかしら、ナンテネ。
(言わせてもらえば、私だって外出から帰るとBooのお迎えがありますよ)
それにしても、こんな時、Cheeニャンコは出迎えなどはしたことが有りません。
ホント、媚びないヤツ(♀)です。

サラリーマン川柳、略して「サラ川」は23回を数えて、サラリーマンの日常を世相と照らし合わせたりして、最早年中行事化しています。
このようなのが昔はどうだったのかというと、平安時代から江戸時代にかけて流行した表現主法の一つである「落首(らくしゅ)」というものがあります。
これは、公共の場所、特に人の集まりやすい辻や河原などに立て札を立て、主に世相を風刺した狂歌を匿名で公開されていたもの。
当時、言論の自由というものは存在せず政治批判は極めて危険性の高い行為であったものの、匿名での公開ということで読み書きができる者なら誰でも自由に言論活動を展開することができたと言われています。
有名なものとしては
<戦国時代>
◎織田がつき羽柴がこねし天下餅すわりしままに食うは徳川
信長が苦労して天下統一事業を進め、それを受け継いだ秀吉が天下統一を完成させたものを、家康が何の苦労もなくそれを引き継いだ、というもので、先人が苦労して築いたものを、家康がやすやすと簡単に手に入れたと、詠ったもの。
しかし、これは完全に家康を酷評しているということで、この作者は処罰されているとのことです。
<江戸時代>
◎田や沼や 汚れた御世を 改めて 清くすすめる 白河の水
田沼意次が失脚して、新たに白河藩主の松平定信が老中になった頃のもので、白河藩主である松平定信を「白河の水」になぞらえていて、彼の政治への期待感を詠っている。
◎白河の 流れに魚も 住みかねて 元の濁りの 田沼恋しき
松平定信の政治に嫌気がさしてきて、昔の田沼意次の時代のほうがよかった、と田沼時代の自由なころを懐かしむ気持ちを詠っている。
昔の方が、時の権力に対する風刺としてはセンスが上??


<春紫苑>
6月以降に咲く姫紫苑と酷似していますが、この時期であれば恐らく「春女苑」でしょうか。

<緑蜘蛛>
薔薇の蕾に群がるアリたちを狙っている緑色の蜘蛛です。
「蜘蛛なんて!」と嫌う方がいらっしゃるにも関わらずの写真掲載、済みませんでした。
ズームアップしたのでかなり大きく見えるでしょうが、実際は1.5cmくらいです。