平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

日本人の民度

2011-06-05 19:28:38 | 最近のこと
東日本大震災で、被災地では物資が欠乏するなか、略奪もなく物価も安定していた。
なにより被災された人々が見せた冷静で秩序だった行動には、改めて日本の民度の高さを感じられ、世界中から驚嘆の賛辞が寄せられたことだった。
やっぱり、日本人として世界からこのような評価を得たことは誇らしくもある。
ところが、これが同じ日本人の行動なのかと疑いたくなるような事態が、今永田町で繰り広げられている。
内閣不信任を巡る民主党内のあまりにも情けない馬鹿げた、大震災復興そっちのけの超ドタバタ。
騙した方も騙された方もどちらにも大義など爪の垢ほどもありはしない。
復興に共に立ち向かおうとしない野党には与党を揶揄する資格があるとは...
と、TVの国会中継を見ながらふと思った。
世界のジョーク集にこんなのがあった。

<最強の軍隊とは>
アメリカ人の将軍、ドイツ人の将校、日本人の下士官と兵
<最弱の軍隊>
中国人の将軍、日本人の参謀、ロシア人の将校、イタリア人の兵

“中国人の将軍”は“日本人の・・・”と置き換えるのが適切?
日本には世界一立派な国民と世界一愚かな政治家がいる。


それはそうと今度の大震災で、日本は世界中から多くの支援や激励を受けたが、ここに来てどの国が本当の友達がなのかそうでないのか見えてきたことがいくつかある。
ロシアは日本への領空侵犯に近い行動を取り、中国は海上自衛隊の艦船にヘリコプターを異常接近させた。
またロシア大統領は、日本のような自然災害の多い国での原発立地を規制しようとも取れる発言をした。
韓国は国会議員団を北方領土の視察に向かわせた。

相手国が弱みを見せるとすかさず付け入るのが世界の常識?
弱みと言うのは、何も震災で壊滅的な打撃を被ったことに限ったわけではない。
国民を守るべき政治家がその使命を果たしていない状況は、他国に付けこむスキを十分過ぎるほど与えていると言わなければならない。



今年も真っ先に咲いた庭の百合、ロリポップ。


以下は散歩中、見かけた草花。

<紫露草>





苛ついた心を鎮めるには、散歩に出かけ、こんな花を見るに限る。