ツアーの折り返しともいえるロマンティック街道の終点、ノイシュバンシュタイン城です。
ノイは「新しい」、シュヴァンは「白鳥」、シュタインは「石」の意味で、直訳すると「新白鳥石城」ということになります。
上から見ることはできませんでしたが、写真や絵ハガキなどで上から見た景観はまさに小さな森に白鳥が舞い降りたかのような白亜城です。
ノイシュヴァンシュタイン城がディズニーランド・シンデレラ城のモデルと言われることがあるようですが、それは間違いでフランスのユッセ城、と言うのが本当のようです。
この城は、ルートヴィヒ2世によって建設された城であり、近くには彼が幼少時代を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城があります。
彼が心酔していたワーグナーのオペラ「ローエングリン」や「タンホイザー」に登場する騎士の城を再現しようとして、国費を遣いすぎたことと、精神を病んだとされたことで幽閉されてしまい、未完成のこの城を出た翌日に謎の死を遂げてしまいます。
この夢の城で過ごせたのはわずか100日あまりとか。
現在この城がバイエルンでも最高の収入源となっているのも皮肉というべきでしょうか。
ノイシュヴァンシュタインの名は、この地にかつてあったシュヴァンシュタイン城に因んでおり、1890年になってから付けられた名。
建設当時はノイホーエンシュヴァンガウ城と呼ばれていた。
城までは急ではないものの、結構な坂を約30分歩きます。
<観光馬車>
この坂を往路4ユーロ復路2ユーロで、2頭立ての観光馬車に乗れるのですが、客がいっぱいにならないと出発しない、ということで集合時間とのタイミングが合わずあきらめ。
途中、このお馬さんたちの落し物(馬○ン)が道の至る所にあり、それを踏まないで、そして滑ってころばないよう注意しながら、息を切らして登りました。
見るとお馬さんたちも登りでは汗をいっぱいかいて鼻息も荒く、ちょっと可哀そうにな気がしました。
ということで、城に行くためには歩くか馬車のどちらかしかないのだ、と思っていたら自動車が2、3台我々を追い抜いて行きました。
きっと、お偉いさんかお金持ち...?
もうすぐ登り切るというあたりで目指す城が見えてきました。
<見上げるノイシュバンシュタイン城>
見た目は中世の古城といった雰囲気ですが、上記のとおり19世紀末の建築。
<入城チケット>
入り口のゲートでこのチケットのバーコードの所を、スロットに差し込み素早く抜く...これがうまくできないとゲートが開かないようになっています。
すぐ前にイタリア人の団体さんがいて、彼らはこれが全然うまく出来ない。
なんとブキッチョな...。
お陰で我々の入場が遅くなってしまった。
勿論、我々は全員失敗なし。
ルードウィヒ2世とノイシュバンシュタイン城については、とてもここでは書ききれません。
詳しくは下記リンクを参照してください。
ルードウィヒ2世
ルードウィヒ2世wikipedia
ノイシュバンシュタイン城wikipedia
城内は撮影禁止でした。
城内についても詳しく掲載しているページを見つけましたので、興味のある方は参照下さい。
ノイシュバンシュタイン城
ショップがあったのでカードを数枚購入しました。
<カード/ノイシュバンシュタイン城の春夏秋冬>
城の窓から外を写す分にはお構いなし、ということで...
<城の窓から/ペラート峡谷にかかるマリエン橋>
この橋から城を見るのが最高らしいが、今修復中だとか。
<城の窓から/ホーエンシュバンガウ城>
<ホーエンシュバンガウ城/駐車場から>
見学を終了し、麓のレストランで昼食。
<ランチ/ポタージュスープと魚のメインディッシュ>
メインは、魚のムニエル・ホワイトソースかけに長粒米を炊いたものと野菜の付け合わせでしたが、この“ご飯”はツアーの皆さんにはパサパサで味がなく、ブーイングの嵐。
殆ど残したという人が多かったみたいです。
でも外国産米を炊いたものを日本の普通の“ご飯”と同じ基準で旨いの不味いのと言うこと自体間違ってますね。
この場合、ホワイトソースと混ぜて食べるのが大正解。
正しい食べ方をしてそれでも、というのなら仕方ありませんが、やっぱり郷に入っては郷に従うべき...でしょうね。
飲み物は別に注文ということになっていて、私と奥さんはトマトジュースを(2.5ユーロ)。
ランチは当然ツアー料金に含まれているのですが、別注文した飲み物については個別の支払いとなります。
ここで支払いの時、合わせてチップを渡すことになります。
あらかじめバスの中で添乗員さんからチップについて教授されていたので、皆さん復唱するようにユーロの小銭を、アレコレと...。
教授された内容とは
ドイツでは基本的にホテルでのいわゆる枕チップは不要、但し別にルームサービスを頼んだ時にはその分の料金の10%から15%。
レストランチップやタクシーチップも端数を切り上げるかまたは料金の10%から15%くらい。
で、我ら二人は3ユーロ×2=6ユーロ。
ところで、このノイシュバンシュタイン城は世界遺産ではありません。
何故、世界遺産になっていないかというと、
建設が19世紀と比較的新しい城であるということと、ルードウィヒ2世の趣味で、他の有名な城の様式を模倣したものであり、かつその実は趣味があまり良くないものと評価されているので、世界遺産になるには疑問視がする意見が多いのだということです。
【以上、ネット検索より引用し私なりに脚色した部分あり】
ノイは「新しい」、シュヴァンは「白鳥」、シュタインは「石」の意味で、直訳すると「新白鳥石城」ということになります。
上から見ることはできませんでしたが、写真や絵ハガキなどで上から見た景観はまさに小さな森に白鳥が舞い降りたかのような白亜城です。
ノイシュヴァンシュタイン城がディズニーランド・シンデレラ城のモデルと言われることがあるようですが、それは間違いでフランスのユッセ城、と言うのが本当のようです。
この城は、ルートヴィヒ2世によって建設された城であり、近くには彼が幼少時代を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城があります。
彼が心酔していたワーグナーのオペラ「ローエングリン」や「タンホイザー」に登場する騎士の城を再現しようとして、国費を遣いすぎたことと、精神を病んだとされたことで幽閉されてしまい、未完成のこの城を出た翌日に謎の死を遂げてしまいます。
この夢の城で過ごせたのはわずか100日あまりとか。
現在この城がバイエルンでも最高の収入源となっているのも皮肉というべきでしょうか。
ノイシュヴァンシュタインの名は、この地にかつてあったシュヴァンシュタイン城に因んでおり、1890年になってから付けられた名。
建設当時はノイホーエンシュヴァンガウ城と呼ばれていた。
城までは急ではないものの、結構な坂を約30分歩きます。
<観光馬車>
この坂を往路4ユーロ復路2ユーロで、2頭立ての観光馬車に乗れるのですが、客がいっぱいにならないと出発しない、ということで集合時間とのタイミングが合わずあきらめ。
途中、このお馬さんたちの落し物(馬○ン)が道の至る所にあり、それを踏まないで、そして滑ってころばないよう注意しながら、息を切らして登りました。
見るとお馬さんたちも登りでは汗をいっぱいかいて鼻息も荒く、ちょっと可哀そうにな気がしました。
ということで、城に行くためには歩くか馬車のどちらかしかないのだ、と思っていたら自動車が2、3台我々を追い抜いて行きました。
きっと、お偉いさんかお金持ち...?
もうすぐ登り切るというあたりで目指す城が見えてきました。
<見上げるノイシュバンシュタイン城>
見た目は中世の古城といった雰囲気ですが、上記のとおり19世紀末の建築。
<入城チケット>
入り口のゲートでこのチケットのバーコードの所を、スロットに差し込み素早く抜く...これがうまくできないとゲートが開かないようになっています。
すぐ前にイタリア人の団体さんがいて、彼らはこれが全然うまく出来ない。
なんとブキッチョな...。
お陰で我々の入場が遅くなってしまった。
勿論、我々は全員失敗なし。
ルードウィヒ2世とノイシュバンシュタイン城については、とてもここでは書ききれません。
詳しくは下記リンクを参照してください。
ルードウィヒ2世
ルードウィヒ2世wikipedia
ノイシュバンシュタイン城wikipedia
城内は撮影禁止でした。
城内についても詳しく掲載しているページを見つけましたので、興味のある方は参照下さい。
ノイシュバンシュタイン城
ショップがあったのでカードを数枚購入しました。
<カード/ノイシュバンシュタイン城の春夏秋冬>
城の窓から外を写す分にはお構いなし、ということで...
<城の窓から/ペラート峡谷にかかるマリエン橋>
この橋から城を見るのが最高らしいが、今修復中だとか。
<城の窓から/ホーエンシュバンガウ城>
<ホーエンシュバンガウ城/駐車場から>
見学を終了し、麓のレストランで昼食。
<ランチ/ポタージュスープと魚のメインディッシュ>
メインは、魚のムニエル・ホワイトソースかけに長粒米を炊いたものと野菜の付け合わせでしたが、この“ご飯”はツアーの皆さんにはパサパサで味がなく、ブーイングの嵐。
殆ど残したという人が多かったみたいです。
でも外国産米を炊いたものを日本の普通の“ご飯”と同じ基準で旨いの不味いのと言うこと自体間違ってますね。
この場合、ホワイトソースと混ぜて食べるのが大正解。
正しい食べ方をしてそれでも、というのなら仕方ありませんが、やっぱり郷に入っては郷に従うべき...でしょうね。
飲み物は別に注文ということになっていて、私と奥さんはトマトジュースを(2.5ユーロ)。
ランチは当然ツアー料金に含まれているのですが、別注文した飲み物については個別の支払いとなります。
ここで支払いの時、合わせてチップを渡すことになります。
あらかじめバスの中で添乗員さんからチップについて教授されていたので、皆さん復唱するようにユーロの小銭を、アレコレと...。
教授された内容とは
ドイツでは基本的にホテルでのいわゆる枕チップは不要、但し別にルームサービスを頼んだ時にはその分の料金の10%から15%。
レストランチップやタクシーチップも端数を切り上げるかまたは料金の10%から15%くらい。
で、我ら二人は3ユーロ×2=6ユーロ。
ところで、このノイシュバンシュタイン城は世界遺産ではありません。
何故、世界遺産になっていないかというと、
建設が19世紀と比較的新しい城であるということと、ルードウィヒ2世の趣味で、他の有名な城の様式を模倣したものであり、かつその実は趣味があまり良くないものと評価されているので、世界遺産になるには疑問視がする意見が多いのだということです。
【以上、ネット検索より引用し私なりに脚色した部分あり】
雪のお城、紅葉のお城とどの写真も素晴らしい!
馬車に乗らないで歩かれたのですか?
昔スイスでお城に泊ったことあります。
この写真のような大きなお城ではありませんが、
元貴族が観光客を泊めて、生活費に充てている?とかでした。
古色蒼然として、泊り心地はよくありませんでした。
お料理にでたおコメ談義、確かに主食として
食べる白米の感覚でなくて、
副食に添える?と言う感じですよね。
日本人は長細い「外米」を不味いと決めていますから・・・
素敵な写真を拝見して寝に就くことに・・・
晩安!
羨ましいご経験です。
ここでは往復とも馬車に乗りたかったのですが、なにせ団体さんなので、自分勝手には行きませんでした。
「外米」...こだわりをなくして外国の食文化を楽しむ、これがよいと思います。