平成24年2月29日
昨日の天気予報が、「未明から明日に掛けて関東平野でも雪が積るでしょう。」と言っていたので、朝起きてソッと外を覗くと、予想違わず薄明に雪景色が拡がっておりました。朝夕、通勤通学の人々にとっては迷惑至極な降雪も、その必要の無い私には白い世界が目新しく思え、一寸嬉しい気分です。庭駆け回る犬じゃありませんが、こんな時は外へ出掛けたくもなります。「ちょっと歩いてくる。」と妻に言い、軽登山靴とゴアの雨衣を身につけ、雪降る中を外へ出ました。北国と違い関東平野の雪はベチョベチョの湿雪なので、自転車や歩きの人は難渋しながら行き交っておりました。大して目的の無い時、私は概ね市の図書館へ向います。我が田舎町はロクな公共施設はないのですが、唯一図書館だけは立派な建物で数少ない自慢できるものです。でも市長が変った途端、図書購入予算を削られ、保有する蔵書は大したものはありません。普段はジジイ共(何故かババアは少ない。ジジイは行き場が無いんだネェ。)で満杯のソファーも、雪のせいか今日は閑散としています。お陰でノンビリ居眠り&読書が出来ました。そして夕刻我家へ戻ります。妻も日中一人になれて、さぞかしセイセイしたに違いありません。こうして今日も雪が降った以外、何事も無く終えようとしています。