Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

甲州、甘利山~千頭星山登山

2013年06月16日 | 山歩き

甲州、甘利山~千頭星山 登山

 

6月15日(土)    天気=曇り時々雨

 

08:35甘利山駐車場→ 08:55~09:02甘利山→ 09:30~34奥甘利山→ 10:34青木鉱泉分岐→ 11:00~32千頭星山→ 11:58青木鉱泉分岐→ 12:34奥甘利山分岐→ 13:01~13甘利山→ 13:30甘利山駐車場

 

 数日前から関東地方は梅雨前線の雨雲に覆われてヤキモキしていたが、出発の朝もドンヨリした空模様で今にも降りそうな天気、そんな中参加者15名を乗せてバスは一路、甲州、甘利山へと向かう。

 この山は梅雨時に咲くレンゲツツジが有名です。素晴らしい大群落を観望できるのではと期待が込めつつ標高1640mにある県営駐車場に降り立った。お花見の人で混雑するのかなと思ったが、雨の天気予報のせいだろうか駐車する車は意外に少なかった。

 登山口の県営駐車場

 軽い体操をした後出発する。歩き始めからいきなり道の両側はピンク色のツツジが満開に咲き誇る。植生の様子から人工的に植栽されたもののようだ。更に進んで行くと白い霧の中にレンゲツツジの大群落が拡がり、幻想的な風景を拝む事ができて感動した。

 25分程歩いて甘利山(1731m)に着いた。平坦な山頂は晴れていれば絶好の展望台だが、今は白い霧に包まれて全く視界は無い。会の旗を広げ全員の記念写真を撮る。撮影を終えると早々に千頭星山へ向けて出発する。コースタイムで登り2時間半の行程だが天気が持ってくれるか心配だ。

 甘利山山頂

 一旦降って奥甘利山に向け急登する。奥甘利山ピーク(1843m)は登山道から数分程離れた位置にあった。奥甘利山を越えると千頭星山へ登りが始まる。この辺りにツツジは無く、植林帯の長い登りが続く。後ろから地元の団体さんが追いあげて来た。我々より平均年齢が20歳以上若そうな彼(女)らの方が勢いがある。

 奥甘利山への登り

 やがて青木鉱泉へ降る道を右に見て更に進んでいくと緩やかな笹原の道となった。晴れていれば右に鳳凰三山、左に甲府盆地と富士山を望めるはずだが、白い霧の中に続く道も風情があって悪くない。

 青木鉱泉分岐

 千頭星山頂直下

 やがて僅かな急登の後、千頭星山(2139m)に着いた。平坦な山頂は樹林に囲まれ展望こそ無いが明るい雰囲気です。先着した地元の団体さんは写真を撮り終えると早々に下山したが、我々はランチタイムで思い思いの場所で寛ぐ。犬を連れたご夫婦も登って来たが、そのワンちゃんがソフトバンクCMの登場犬にそっくりでとても可愛かった。

 千頭星山山頂

 ポツポツ雨が降り始めたので雨衣をつけ下山を開始する。その途中アクシデントが起きた。男性会員のWさんが枝の切り口と接触し、頭部に切り傷を負い出血した。かなりの出血で一時緊張したが、応急手当で程なく出血も止まりWさんも冷静に「大丈夫」と断言するのでホッと安堵した。

 青木鉱泉への分岐を過ぎる頃から雨脚が強くなってきた。全員言葉を発せず黙々と降って行く。その雨も奥甘利山を越えた頃には弱まり、時折り陽も差してきた。甘利山に戻った時には山麓の市街地さへ見える程に天気は回復した。雨に濡れたツツジの群落は一層艶やかさを増して見えた。

 甘利山山頂付近

 甘利山山頂付近の群落

 

 駐車場のバスへ戻ると早速麓の白山温泉へ行き山の汗と疲れを流す。傷を負ったWさんも風呂上りに見ると傷口も目立たず元気を回復している。眼とか当たれば大変だったが、大事に至らず一安心した。

温泉を出るとコンビニでビールやつまみを調達し、中央道を経由して夕刻出発の地へ戻った。今回は雨の合間に、予定通り甘利山と千頭星山二つの山頂を踏む事ができた。雨雲をうまく操作してくれたお天気の神様に感謝、それにマイクロバスのチャーター料も、見積もりより5千円安くできたので経費も黒字となり、会の財政に貢献できたのも嬉しい事だった。

コメント
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