平成25年6月24日
60代半ば、私の身体のあらゆるパーツが衰退の一途を辿っている中、幸いにも髪の毛だけは今だ成長しており(他に自慢するものが少ない私ですから一寸自慢げに聞こえるのはお許しください。)、1箇月半に一度は理容店を訪れています。チェーン店が進出したせいか散髪料金は本当に安くなりましたね。卵と共に物価の優等生です。確かズッーと以前に私の馴染だったお店で4千円近くしていたのが、今私の行き付けのチェーン店では「シャンプー付」が1680円、「シャンプー無し」だと1365円です。気の弱い私は申し訳なくて「シャンプー無し」を頼めず、つい「シャンプー付」をオーダーする太っ腹(言ってる事が矛盾してるな。)なところをみせています。コスパを追及する現代社会においては仕方の無い事かも知れませんが、低価格チェーン店の普及は街角にある理容店の衰退と繋がり、三色シグナル灯が次々と消え、散髪屋さんとの仄々とした交流も途絶えてしまう事は、何か物悲しく思わないではありません。