11月21日(木)
久しぶりに近所のシネコンへ行った。三谷幸喜の「清州会議」も面白そうだったが、今は気分が落ち込み気味なので、喜劇路線よりホンワカ路線の方が良かろうと「49日のレシピ」という映画を観た。
妻に先立たれた老父と、離婚寸前で実家に戻ってきた娘が主人公の話です。「四十九日を盛大に」と遺言した亡き妻に応えようと、父娘は妻を慕っていた若者達と一緒になってその準備を進めて行くうちに、だんだんと父娘は元気を取り戻していく。そして四十九日の宴は大盛況で終える。
そんな物語なのだが、父親役の石橋蓮司さんと出戻り娘の永作 博美さんが実にハマり役で、ありふれた地方都市のありふれたストーリーになのに何故か涙ぐみ、何故か和んでしまう。THE ENDが淋しくなる、そんな映画でした。