12月3日(日)
今日は長い伝統がある福岡国際マラソンが開催される日、日本選手の活躍を楽しみにテレビを観ていたが期待に応える新星が現れた。早稲田大学出身のランナー大迫傑選手、最後まで手に汗握って応援したが、惜しくも2時間6分台には僅かに届かず第3位となった。
しかしロンドンオリンピックの金メダリスト、キプロティク選手とデッドヒートを演じ世界のトップクラスと戦える力がある事を証明した。地の利を生かせば来たる東京オリンピックでのメダル争いも夢では無さそうだ。
埼玉県民期待の川内優輝選手は、早々とトップ集団から離脱し9位の成績に終わった。それでもしぶとく粘って最後はベストテン圏内まで上がってくるのは彼の凄いところだ。最後の1キロのスピードは誰にも負けず、そのスピードをもっと早くに出していればと思うけれど、それが彼流のベストの走り方なんだろう。
結果はどうであれ、川内選手のマラソンはいつも完全燃焼で感動させられる。競技に向き合う彼の直向きで真面目な人柄も好感が持てる。優勝してもしなくても同じ県民の一ファンとして彼にはできる限り長く走り続けて欲しいものだと思う。