12月6日(水)
できればお世話になりたくないけれど齢をとるにつれ身近になるのが病院で、老化=身体の衰えだから仕方の無い現実とも言える。一見元気な年寄りを装う私だけど過去には大病も患っており、それ以降は病院での精密検査を毎年欠かさない。
昨日もCT検査を受ける為に、都内の病院を訪れた。CT検査とはX線で身体の内部を輪切り状に360度の角度からスキャンし、身体内部の詳細を立体的画像として撮影できる検査らしい。
検査そのものは極めて簡単、造影剤注射がチクリと痛いだけで、後はベッドに横たわり「ハイッ息を吸って」、「ハイッ楽にして」という声に幾度か従っておれば10分も掛からず検査は終わる。
胃や大腸の内視鏡検査に比べればヘッみたいに簡単で、「も少しやってよ。」と言いたいくらいだ。何にしても、こんな高度な医療検査を受けられるコンピューター時代に生まれた僥倖を感謝せねばならない。
1週間後に再び病院を訪れて結果を聞くのだが、「大丈夫、問題ありませんでした。」という担当医の声を聞いて、初めて心置きなく新年を迎えられる。・・・・ようになればいいんだけど。