Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥武蔵、笠山ハイキング

2018年01月22日 | 山歩き

1月21日(日)     天気=晴れ

 

07:50白石車庫→ 08:50上の林道出合→ 09:08~36笠山→ 09:38~41笠山神社→ 10:14車道出合→ 11:04赤木集落→ 11:38切通バス停

 

 埼玉県、小川町の近郊に聳える笠山へ妻と二人で出掛けた。標高800m程の低山ながら端正な三角形の笠山は、我が街辺りから眺めるとけっこう立派な山に見える。

 AM7時頃、東武東上線小川町駅に着き、駅前からバスに乗りAM8時前に終点の白石車庫に着いた。好天の日曜日というのにバスに乗っていた客は、我々夫婦の他は単独の男性だけ、地味なせいかこの山域ハイカーにはあまり人気が無いようだ。

白石車庫バス停

 準備を済ませ白石峠へ向かう車道を歩き始めると、すぐに左へ分岐する道があり、ここが笠山登山道の入口だ。民家の脇を通過して小さなせせらぎを渡ると登山道が始まる。

 民家の脇を抜ける。

 せせらぎを渡る。

 樹林帯の道を20分程進むと舗装された林道が交差する。更に登山道を登って行くと、道沿いに昭和7年に建立されたと書かれた大きな石碑があった。どうも造林工事の記念碑らしい。下の林道から20分程で荒廃したダートの林道と交差する。

 道沿いの大きな石碑

 樹林帯の登山道

 上の林道出合地点

 ここも通過して滑り易い急登の道をしばらく登ると、笠山峠からの登山道と合流し左に曲って僅かな登りで山頂標識が立つ笠山(837m)に着いた。白石車庫バス停を出発して1時間20分程の登りで、チョットアッケない感じであった。

 笠山山頂

 山頂から関東平野の眺め

 

 山頂からは東面に展望が拡がり青空の下に関東平野が見渡せた。後は下るだけなので、しばらく休んでコーヒーブレイクする。30分程で休憩を終え、山頂を後に東隣の笠山神社へ向かう。

 

 笠山の最高地点は山頂標識の地点では無く、明らかに笠山神社の建つ場所の方が高い。神社の建物もかなり立派で、ここは信仰の山でもあるようだ。神社から急な階段を降り、その後は落葉に埋もれた尾根道を30分程降って、立派な造りの笠山神社下社に降立った。

 

 笠山山頂神社

 神社直下の急な階段

 落ち葉の埋まる尾根道

 下社のすぐ下まで舗装された車道が伸びており、その後は散在する集落の合間を縫う車道歩きとなる。テクテク歩いていたら、地元農家のオジサンが我々を手招きして、収穫したみかんをタダで分けてくれた。遠慮なく頂いたみかんは見た目不揃いだったものの、とても甘くて美味しかった。

 笠山神社下社の鳥居

 長々と続く車道歩きは単調で少々ウンザリする。沢が合さる赤木集落を過ぎ、館川沿いに歩いていると、猟銃を持ったちょい悪オヤジ風のハンターが居た。聞けば「鹿と猪を獲ってんだけど、今日は駄目だった。」と言う。

 笠山山麓の集落

 「オタクら何処から来たの?」と訊かれたので「白石車庫から笠山を越えて来た。」と応えたら、「早いネェー。でも今の時期はこの山には猟師が一杯居るから、登山の時は赤や黄色の派手な服の方がいいよ。」と冗談交じりに物騒な事を言われた。

 赤木集落から約30分程で切通バス停に着くと、タイミングよく10分も待たずにバスがやって来た。10分程の乗車でバスは小川町駅前に到着した。バスを降りると駅前のレストラン「エシカル」でランチを食べる。

 切通バス停手前から笠山方面

 切通バス停

 小川町駅前にあるギャラリーレストラン「エシカル」は韓国出身の女性鈴木コウさんがオーナーのお店で、去年の秋にマラソンの練習後偶然立寄った時、彼女の明るい人柄と安くて美味い料理に感激して、又機会があったら再訪しようと思って予約していたのだ。

 今回はおまかせお食事セットを頂いたけれど、地元食材を使った料理はヘルシーでとても美味しく我々夫婦の口に合った。なのに、それ程流行っているように見えないのは、寂しい田舎町というロケーションもあるのだろう。本当にお勧めの良いお店なので力を入れてご紹介します。

 

ギャラリーレストラン「エシカル」   こちらクリック

コメント
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