Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

信州青木村、十観山ハイキング

2018年04月24日 | 山歩き

4月21日(土)     天気=晴れ

 

09:00十観山登山口→ 09:21~50十観山→ 10:07十観山登山口

 

 田沢温泉、和泉屋旅館で迎えた朝は、青空が広がり今日も良い天気が続く。そこで田沢温泉の傍に聳える青木村三山の一つ、十観山を登る事にした。「せっかく温泉で綺麗(身体が)になったのに」妻は少し消極的だ。

 田沢温泉入口から山頂へ向かう車道を遡って行く。中腹にある信州昆虫資料館までは舗装された良い道だったが、そこから先は荒れたダートの道で私はここから歩くつもりであった。しかし妻は「汗を掻きたくないから行ける所まで車で行こうよ。」と言う。

 信州昆虫資料館付近の山桜

 仕方なく車底を擦らないかとヒヤヒヤしながら10分程運転を続けると、左手に登山口の道標があったので近くの路肩に車を停める。此処の標高は既に1千mを超えており、山頂との標高差が200m程しかない。まあ私もそんなに汗を掻きたくないから、この位でちょうどいいか。

 十観山登山口

 登山口から落葉樹の林の中を程良い傾斜でよく踏み込まれた道が続く。汗を掻きたくないと言った割には、妻は快調な足取りで私の前をグングン歩いて行く。20分程で山頂直下のトイレに達し、そのすぐ上が十観山(1285m)だった。朝飯後の腹ごなしに丁度良い程の歩きだった。

 緩やかな登山道

 少し急坂の山頂間近の登山道

 山頂直下の綺麗なトイレ

 十観山山頂

 平たい山頂は疎らな樹林帯で東面だけ展望が開いている。そこはどうもパラグライダーの発進場所として使われているような感じだ。そこから眼下に青木村の集落と、遠くには浅間山を中心とする山々が望まれた。

 山頂から東の展望(遠く中央の山は浅間山)

 西側は樹間越しに残雪に輝く北アルプスの山嶺が延々と続き、春まだ遠しといった眺望だ。山頂の一角にシートを広げ、コーヒーを飲みながら30分程滞在し山頂を後にする。

 山頂から西は、樹間越しに北アルプスの山嶺

 山頂から20分も掛らず登山口へ降り立つと、車で田沢温泉の共同浴場「有乳湯」へ向かう。ここは入湯料が200円(我々は和泉屋旅館から無料券を貰っていた。)と安い。とろみのあるお湯はシャンプーやソープが無くても身体が綺麗になるような良質の温泉だった。

 今日は観光巡りでもと思わぬで無かったが、春うららの山歩きは壮快で、短い時間であったけれど十観山のハイキングで楽しい一時を過ごす事ができた。

コメント
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