幕営登山では必携装備とも言える携帯コンロだが、私の所有するガソリンコンロ(MUKAストーブSOD-371)が最近燃料漏れを起すようになった。このコンロ、当時としては画期的な性能(説明が面倒なので左をクリックして下さい。)を気に入り随分前に購入したのだが、燃料漏れを起こしては恐くて使えるはずも無い。
ガソリンコンロの燃料漏れ箇所
実はこのコンロ4年前にも燃料漏れを起しており、その時は製造元の新富士バーナー㈱が無償で素早く修理してくれて私も感謝した。しかし再び同様の故障を起し嫌気が差したので、最近は専らガスカートリッジ式のコンロを愛用している。
故障したガソリンコンロはこのまま廃棄しようかとも考えたが、マア駄目元でもと新富士バーナー㈱にメールで問い合わせてみた。今回も対応は素早く故障したコンロを郵パックで送ったら、数日後には修理を終えて送り返されてきた。
新富士バーナー㈱の修理伝票
部品の一部がユニット交換されたようでコントロールダイヤルが樹脂からメタル製に変っており、テストで点火してみると何の異常も違和感も無く使用できた。
テスト点火異常無し
我家のコンロが再び使用可能となり新富士バーナー㈱さんには大いに感謝しているところだが、故障の多さが若干気に懸かる。いずれも異物混入による故障というのだが、野外で使う登山用コンロとしては精密且つ複雑な構造過ぎて耐久性に問題があるのではとも思える。
私の年齢を考えれば、幕営登山をやる機会もいずれ無くなるだろう。そうなれば取り扱いが不便なガソリンコンロの出番は減り、ガスカートリッジ式コンロの使用が増えるのではと思う。
いつも誠実に対応してくれるから忖度するつもりじゃないけれど、新富士バーナー社製のガソリンコンロ(MUKAストーブSOD-371)は、故障さへ無ければ軽量・コンパクト・高火力で画期的な登山用コンロだと思いますよ。