Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥武蔵、堂平山~笠山ハイキング&お祝会食

2018年10月06日 | 山歩き

10月5日(金)       天気=曇り時々雨

 

07:27白石車庫バス停→ 08:31~38白石峠→ 08:56~0900剣ヶ峰→ 09:22~40堂平山→ 10:00七重峠→ 10:38~52笠山(笠山神社)→ 11:09上の林道出合→ 11:33下の林道出合→ 11:50白石車庫

 

 山仲間のKさん夫妻が今年の夏、北海道の大千軒岳登頂を終えて目出度く夫婦で日本三百名山を全踏破した。そのお祝いを兼ねたハイキングを山仲間で計画していたが、皆さん忙しくて中々日程が合わず今日やっと実現できた。

 埼玉県東秩父村を囲む奥武蔵の山々は1千mにも満たぬ低山だが、手軽なハイキングコースとして埼玉県民に親しまれている。今日はその一部、堂平山と笠山を登る事にした。早朝、東武東上線の小川町駅から始発のバスに乗り、終点の白石車庫バス停で下車をした。此処がハイキングのスタート地点となる。

 白石車庫バス停を出発

 今日の参加者はK夫妻の他、S夫妻、Yさん、Oさん、I子、そして我々夫婦の計9名だ。今にも雨の降りそうな空の下、白石車庫バス停から笠山峠へ向かう車道を歩き始める。退屈な車道歩きを20分程続けると、白石峠への道が右に分岐していた。

 白石峠への分岐

 右に曲ってその道に入る。やっと登山道らしい道になってきた。先日日本列島を縦断した台風の影響であろうか、倒木や流水の痕跡などで道が随分荒れている。そんな道を黙々と登って白石車庫から約1時間余で東屋が建つ白石峠へ着いた。

 倒木を越える

 土が流失した登山道

 白石峠

 峠には舗装された立派な車道が貫いており、登山気分が損なわれ若干幻滅だ。峠から剣ヶ峰に向かって登山道を登る。この道も倒木が藪などで少し荒れ気味だ。登っている最中、梨に似た小さな果実が幾つも道端に落っこちていた。Kさんが「これは山梨だよ。」と教えてくれたので、少しかじってみたら本当に梨の甘い味がした。

 落ちていた山梨、小さいけれど梨の味

 倒木を通過

 峠から20分足らずで着いた標高876mの剣ヶ峰は本日山行の最高地点であるが、金網で囲まれたアンテナ中継塔施設に占領され山頂の趣は全く無い。写真だけ撮って通過する。

 剣ヶ峰山頂

 一寸ヤブっぽい堂平山へ向かう道

 山頂から僅かな降りで車道へ出た。車道をしばらく進むと歩道が左に分岐しており、その歩道を緩やかに登ると広々とした台地に天文台ドームが建つ堂平山(876m)へ着いた。

 登山道から車道に出る

 堂平山山頂

 大型反射望遠鏡を備えた天文台は一般公開されており、週末には行楽の人々で賑わうのだが、今日は小ぬか雨のせいか無人で、入口には鍵が掛けられていた。天文台の軒先で休憩した後、堂平山を後にする。

 草原を通過して笠山へ向かう。

 ゴルフ場みたいな草原を通り抜けて気持ちの良い樹林帯を20分程降ると車道に合流し、そこが七重峠だった。峠から車道に並行する歩道をしばらく進むと、笠山の登山口があった。

 気持ちの良い樹林帯の道

 七重峠に出た。

 峠から笠山登山口へ向かう歩道

 笠山の登山口

 登山口から樹林帯の急坂を20分程登ると、笠山山頂の標識が建つピークで北側の展望が良いが、笠山の最高地点は100mほど先に在る笠山神社なので、そこまで行って休憩する。

 笠山へ向かう急坂

 山頂標識があるピーク

 笠山山頂神社

 15分程の休憩で、笠山神社を後に下山する。来た道を200m程戻ると白石車庫へ降る道が右へ分岐している。踏み跡は薄く標識も無いので、この分岐は判り難い。トップを行くSさんが迷わず進むので以前来た事があるのかなと思ったが、彼も初めての道だったようだ。

 ダートの林道を横切る

 分岐から樹林帯の急坂をしばらく降ると荒れたダートの林道が交差し、更に樹林帯を降って行くと舗装された林道が交差する。更に10分程降ると小さな沢に降立ち、沢を渡ると白石の集落まで間近だった。

白石車庫へ降る樹林帯の道

 下の林道を横切る

小さな沢を渡る

 11時50分白石車庫のバス停へ戻ってきた。時折霧雨が降ったものの、何とか濡れずに山行を終えたのはラッキーだった。白石車庫からバスで小川町駅まで戻り、予約していた駅前のギャラリーレストラン「エシカル」で、K夫妻の日本三百名山登頂お祝の会食をする。

 白石の集落へ降り立つ

 実は今日の主目的はハイキングでは無くて、このお祝会食だ。電車で駆け付けた山仲間のK子さんも参加して会食が始まった。三百名山登頂は私も去年達成して、今時それ程珍しくはないが、夫婦で達成した人は殆どいないと思う。記念の紀行本でもどうですか。と訊いてみたが、謙虚なK夫妻は特に何もしないと言う。

 お祝の会食場

 レストランがお店を貸切にしてくれたので、お祝いの宴席はとても和やかで楽しく過ごす事ができた。これからもこのメンバーで、楽しい山歩きを重ねていければなあと思った。

 尚、会食をしたレストラン「エシカル」は韓国人女性オーナーの鈴木コウさんがとても明るい人柄で、それに惹かれて私の馴染のお店となった。ビビンバとカレーのランチメニューは650円と安くて美味いので、絶対お勧めです。小川町方面へお越しの際はぜひどうぞ。

 

コメント
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