昨日の朝日新聞朝刊に、スーパーボランティア尾畠春夫さんの事が載っていた。「お金で幸せになれる?」というお題目の欄で、尾畠さんは三人の登場人物の一人であった。
記事の中では尾畠さんの波乱万丈の人生と、生き甲斐や今後の抱負等が語られていた。それを読んで潔い清貧の生き様に感銘を受け、増々彼に好感を持った。
贅沢な椅子に踏ん反り返っているくせに政治家は好んで「汗を流す。」と言うけれど、これは正に尾畠さんの為にあるような言葉だ。彼のような人物が多くなれば、日本はもっと健全で美しい国になれるだろう。
功労優れた人へ贈られる文化勲章や旭日・瑞宝大綬章等の勲章は、地位と名誉を享受した政治家、官僚、学者、芸術家ばかりじゃ無くて、尾畠さんのような市井の人へこそ贈って欲しい。天皇陛下よりの励ましのお言葉を頂けば、彼の苦労も報われるだろう。