Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧、山形福島県境、№56吾妻山、№57一切経山

2019年02月12日 | 三百名山回顧

 昭和61年8月22日(金)~24日(日) 

 

 吾妻連峰を妻と二人で縦走したのは、もう33年近くも昔の話です。記録として残るのはアルバムの写真だけで、私の頭の中にその記憶はおぼろげだ。そのおぼろげな記憶を掘り起こしてみる。

 夜行列車で山形県の米沢駅まで行き、そこからバスで天元台スキー場へ向かい、夏でも運行しているリフトに乗ってゲレンデの最上部までの終点に着き、此処から歩き始めた。

 最初は吾妻連峰最高峰、西吾妻山(2035m)を目指した。樹林に囲まれた地味な山頂で展望は全く無かった。その後藤十郎(1860M)~弥兵衛平と茫洋とした尾根を縦走して、弥兵衛平にある明月湖畔の明月荘で一日目の夜を過ごした。避難小屋だったが、綺麗な建物で快適な夜を過ごせた。

 中大巓付近から安達太良山方面

 西吾妻山山頂

 藤十郎手前から東大巓方面

 籐十郎から東大巓方面

 東大巓の登りから西吾妻山方面

 二日目は明月荘から東大巓(1928m)~昭元山(1893m)~家形山(1877M)を縦走し、五色沼の縁を通って3百名山の一切経山(1949m)へ登った。山頂からは360度の展望で、雲海に浮かぶ蔵王連峰も望む事ができた。

 東大巓の池塘

 昭和元山山頂

 五色沼

 一切経山山頂

 山頂から西吾妻山方面

 山頂から雲海の蔵王連峰

 一切経山を後にすると鎌沼へ降り立ち、そこからピストンで東吾妻山(1975m)を登った。この山も展望の良い山だった。二日目の夜は兎平のキャンプ場で幕営したんじゃないかと思う。記憶にあるのは兎平の吾妻小屋近くで茶色のビッグサイズの野兎と出会ったくらいだ。

 一切経山の降りから吾妻小富士

 一切経山の降りから鎌沼と東吾妻山

 東吾妻山から安達太良山方面

 三日目は、吾妻小富士(1707m)の直下から山麓の土湯温泉まで、長々と続く道を降った。この日の事は写真も私の記憶も殆ど残っていない。土湯温泉へ下山した訳は、その頃私の職場と土湯温泉のあるホテルが提携を結んでおり、格安で泊れたので予約していたのだ。

 その夜はちょうど土湯温泉のお祭りで、ビールやツマミをタダでご馳走になった事はしっかり覚えている。吾妻連峰はとらえどころの無い茫洋とした山容で、今見るとアルバムの写真が何処だかハッキリしない。なのでネットの写真と照合しながら確認したけれど、間違っていたらごめんなさい。

 吾妻連峰の縦走はその時1回限りだが、広々とした雄大な山々は魅惑的で、天気にも恵まれて歩いた三日間の山旅が楽しかった事は間違いない。

コメント
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