Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

最終便の終着駅で途方に暮れる人達

2019年12月27日 | 日記

 先日テレビニュースを見ていたら、最終電車で寝過ごして終着駅で途方に暮れる乗客達の特集をやっていた。そして放映していた終着駅は、私の住む街を走る東武東上線の森林公園駅であった。

 今は師走で忘年会シーズンだから、酔いつぶれて気がつけば最終便で終着駅という人もさぞかし多い事でしょう。実は私も現役時代は電車通勤だったから、「目を覚まして気がつけば森林公園駅だった。」というシクジリ体験を何度かやらかしました。

 報道されたとおり森林公園駅前に宿泊施設は無いし、タクシーも殆ど来ない。今は有ると思うが、昔はコンビニも無かった。間違って最終便で着こうものなら、タクシーを捕まえない限り絶望的な状況でした。

 じゃあどうしたか。・・・・さほど寒く無ければ駅ビバークして翌朝の始発電車を待つ。登山を趣味とする私なので、奥深い山中のビバークを思えば何ちゅう事はありません。

 氷点下に下る厳寒の時期は流石にビバークは耐え難く、駅から我家まで15キロ以上は有ると思うんですが、歩いて戻りました。これも漆黒の山野を彷徨う事を思えば、どうちゅう事はありませんでした。

 最後に報道したテレビ局へ一言苦言を述べたい。ニュースの中でナレーターが森林公園駅の事を何度も「最果ての駅」と言っていたけれど、随分失礼な言い草ではないか。確かに駅前は少々殺風景かも知れないが、近くには大きな工業団地や国立の森林公園だってある立派な駅です。

 森林公園が「最果て」なら、それより遠い武蔵嵐山や小川町は「秘境or魔界」とでも呼ぶつもりなのか。沿線住民の方々に大変失礼な言葉で猛省を促したい。幾ら自虐ネタに寛大な埼玉県民だってこれは怒ります。

コメント
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