6月20日(日)
昼前に風越山を下山して、今宵の宿がある諏訪湖へと車を走らせる。伊那谷を貫く国道153号はバイパス化が進んで、一部は準高速道路並みに整備されている。
天竜川を遡るように車を走らせ、午後3時前に諏訪湖畔へ着いた。宿に入るには早すぎるので、湖畔の市街地を観光巡りする。最初に向かったのは戦国時代に構築されたという諏訪高島城。お濠に囲まれた小じんまりしたお城で、城郭は明治時代に撤去されたが昭和45年に再建されたそうだ。天守閣から市街地越しに諏訪湖が望まれた。
諏訪高島城(昭和時代に再建されたので、真新しい感じ)
お濠と城門
庭園から眺める高島城
天守閣から諏訪湖の眺め
次は湖岸沿いに建つ国の重要文化財「片倉館」を見学した。片倉財閥により昭和初期に建てられた「片倉館」にはプールのように大きい千人風呂温泉会館がある。会館の2階には204畳の大広間があるけれど、それ以外にあまり見所は無い。
片倉館の千人風呂温泉入口
片倉会館の入口
会館2階の204畳大広間
チェックインの時間になったので、今宵の宿「すわ湖苑」に向かった。このホテルはネットで調べて、1万円を切るリーズナブルな料金とその割に口コミが好評だったので予約した。
湖岸沿いに建つホテル「すわ湖苑」
従業員は高齢の人が多く施設は少々古びていたが、露天風呂を併設した温泉はゆったり浸かれて心地よく、地産地消の和風料理は我々の口に合い美味かった。
そして何より部屋の窓から眺める諏訪湖の景色が素晴らしく、トータルで評すれば、コスパの大変良い宿でした。風越山登山の疲れが残り、翌日は山へ行く元気は無く、雁坂トンネル経由の一般道をドライブして我家へ戻りました。
宿から眺める諏訪湖(夕暮れ前)
夕暮れ時
同 上
翌朝の諏訪湖