6月23日(水)
膝痛の治療で都内北区十条の永振クリニックへ通い始めてから、もう1年以上経つ。今のところ膝に違和感は無いので、治療を止めてもよいと思うだが、主治医の陳先生は中々「完治した」と言ってくれない。
治療代は1回800円程でそれ程高額じゃ無いし(2割負担だから、それでもクリニックは4000円の稼ぎになる。)、治療を止めた後、もし膝痛が悪化したら頼り辛くなるので、もうしばらくは通院を続けようと思っている。
という事で今日も注射を打つだけの治療は早々と終わった。さてこの後都内の何処を歩こうか。あまり下車した事が無い、山手線の高田馬場駅から歩いてみる事にした。
歩いたコース
馴染みの薄い高田馬場駅を出ると、駅前東口は無粋なバリケードが構築されていた。これが先日テレビで報じていた路上飲みする若者を排除する為のバリケードかと、公共のマナーをわきまえぬ若者(バカモノ)達に腹立ちを覚えた。
高田馬場駅東口のバリケード
高田馬場駅の近くに神田川の流れがあったので、川沿いに下流へ歩いてみた。ここらはけっこう流れも速く水も綺麗だ。高戸橋交差点から都電荒川線が走る新目白通り沿いに進んで行く。にぎやかな通りを歩くは何となくイラつくので、荒川線の始発駅である早稲田駅を過ぎた所から再び神田川沿いの歩道を進む。この辺りは肥後細川庭園や江戸川公園などがあり、心和む散歩道だ。
高田馬場付近の神田川
都電が走る高戸橋交差点
都電荒川線の終着(始発)駅の早稲田停留場
神田川沿いの江戸川公園
やがて江戸川橋の交差点に着き、ここから首都高5号線の高架下を進む。川の下流に半円形をしたトッパン印刷の高層ビルがユニークで印象的だった。隣接する印刷博物館には以前訪れた事があるけれど、安価な入館料(大人400円)の割に豊富な展示物が多岐にわたり中々興味深かった。
文京区のトッパン印刷ビル(左奥)
トッパン印刷を過ぎた頃から俄かに冷たい風が吹き始め、ポツポツと雨の雫が落ちてきた。土砂降り雨を予感させたので慌てて急ぎ足となり、5号線飯田橋インター交差点で神田川を離れ、左折して地下鉄丸ノ内線後楽園駅へ向かう。
小石川後楽園の外塀まで来た時本降り雨になったが、街路樹が勢いを柔らげてくれたので大して濡れもせず後楽園駅へ飛び込む事ができた。最後は雨に阻まれたが、それでも2時間くらい歩く事ができたので、これから地下鉄で池袋へ行って旨いビールが飲めそうです。
小石川植物園の外塀
東京ドームに隣接する地下鉄丸の内線、後楽園駅
後楽園駅は地下鉄が高架になってビル2階に入る珍しい駅だ