Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

戒厳令下のような国立競技場

2021年08月05日 | お出掛け

 8月4日(水)

 膝の治療で都内北区十条駅近くの永振クリニックを訪れた。下町の情緒が漂う十条駅前は、現在都市再開発の真っただ中で工事が進んでいる。時代の趨勢だろうが、昭和の名残りが街から消えてしまうのはいささか淋しいものです。

再開発中の十条駅前

 今日も注射を打つだけの治療は早々と終わった。さて何処か見物してブログネタにでもしようと思い、オリンピックのメイン会場である代々木の国立競技場へ行ってみる事にした。

 電車の乗り継ぎで渋谷駅前スクランブル交差点を通ったら、新型コロナの感染などどこ吹く風で相変わらずの賑わいだ。行き交う人の殆どは若い人達で、時間帯からして買い物や遊びで来ているのが大半だろう。この風景の何処に緊急事態宣言があるのだろうか。

渋谷のスクランブル交差点

 渋谷から外苑前まで地下鉄で行き、そこから歩いて国立競技場へ向かう。地上へ出た途端強烈な陽射しで、フィールドで競技する選手達はさぞかし大変でしょう。神宮球場の前を通り国立競技場が近づくと交通規制の立札があり、一般車の立入が規制されている。

道路規制の立札

 歩いて行けるのは国立競技場手前のオリンピックミュージアムまで、競技場を中心とした一帯は進入禁止エリアとなっており、我々一般国民は立ち入る事ができません。

オリンピック関係者のみが通行できる検問所

 世紀の祭典オリンピックが開催されているとは思えぬほどの静寂さで、戒厳令下の中で秘めたる式典が進行しているようにも見えます。唯一賑わっていたのはオリンピックミュージアムに設置されている五輪マーク周辺で、競技場をバックに写真を撮る人達で数十mの列ができていました。

歓声の無い国立競技場

五輪マークで写真を撮る人の列

オリンピックミュージアム前の五輪マーク

 イイ齢して列に並ぶのも気恥ずかしいので、数枚の写真を撮り終えると速やかに競技場を後にした。これでお台場の聖火台と国立競技場を見たから、後はテレビでオリンピックを楽しむ事にしましょう。

コメント
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