Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥武蔵、熊倉山登山

2021年08月23日 | 山歩き

8月21日(土)      天気=曇り

07:35城山コース登山口→ 07:52林道終点→ 08:09二俣→ 08:20官舎跡地→ 08:50~09:06水場→ 09:47~10:00熊倉山→ 11:10城山コース登山口

 

 緊急事態宣言で遠慮していた訳でも無いが、先月の白馬岳以来山から遠ざかっていた。久々に山へ行きたくなったので、奥武蔵でもあまり人が訪れない熊倉山へ行ってみる事にした。

 早朝車で我が家を出発し、国道299号を経由して7時半頃に熊倉山城山コースの登山口へ着いた。ドンヨリとした曇り空のせいか、週末なのに登山口には誰一人いない。

城山コース登山口

 登山口から20分ほど林道を歩き、林道終点から沢沿いの道に入る。先日からの長雨のせいか沢の水量はやや多めだが、歩くのにはそれ程支障は無い。それより今にも雨が降りそうな空模様なので、此処で豪雨に見舞われたら鉄砲水に襲われるかも何て不安な思いもよぎる。

ダートの林道を行く

林道終点

沢道に入る

沢歩き気分で登って行く

 沢の二俣まで登ると、男女二人のカップルに追いついた。他の登山者と出会えたので、気分的には一寸ホッとした。二股から沢を離れ、樹林帯の山腹を巻くように登って行く。しばらく登ると「官舎跡地」と記された標識が立つ小広場に着いた。昔林業関係者の建物でもあったのだろうか。

沢の二俣地点

官舎跡地

 官舎跡地から先も樹林帯にジグザグの急登が続く。官舎跡地から約30分で最後の水場へ着く。今日はジットリとした蒸し暑さで滝のような汗を掻いていたから、正に「命水」と思えるような 貴重な水場だった。

官舎跡地奥の小滝の手前で、沢から離れ右へ曲る

途中の岩場

貴重な最終水場

 水場からしばらく登ると、笹平と呼ばれる緩やかな樹林帯を行く。更に進むと樹林帯のジグザグ道が続き、水場から約40分で城山コースの分岐に達した。分岐から急坂を少し登った地点が、熊倉山(1426m)の山頂だった。

笹平付近の樹林帯

巨大岩の脇を通過する

城山コースの分岐地点

分岐から急坂を登る

 久々に再訪した熊倉山の山頂には、懐かしい錆びた鉄製の標識がまだ残っていた。樹林に囲まれて山頂からの展望は無いものの、山深い奥秩父の雰囲気が漂っています。

熊倉山山頂

 食事がてらノンビリ一人で寛いでいたら、二俣で出会ったアベックさんが山頂へ着いた。30~40代のご夫婦みたいな感じで、旦那さんから写真を撮ってもらった後、私はアベックさんに山頂を明け渡し下山を開始する。

 下山の道は城山コースを降る。この道は登山口へ向かって直線的なので、距離は短いがその分急坂が続く。コースの上部は岩尾根混じりの歩き難い道だったが、標高を下げると樹林帯の歩き易い道に変わった。

霧の尾根を降る

下山路の岩場

 単調な樹林帯の道を飽きる程降って行くと下の方に林道が見え、やがて車を停めている登山口に降り立った。山頂から此処まで、休みなく歩いて1時間10分の道程だった。今日はトレーニングのつもりで歩いたからさほど天気は気にしなかったが、最後まで雨具を着けずに歩く事ができたので助かった。久々に思いっ切り山歩きができたので、心の中のモヤモヤが吹っ飛んだ感じです。張り切り過ぎて、明日当たり脚が筋肉痛は間違いないでしょう。

樹林帯の道

登山口へ戻って来た

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする