先日出版社大手の昭文社から、株主優待で「関東道路地図」と「温泉宿を紹介する旅行雑誌」が送られててきた。その昭文社株を購入したのは今から約20年前ほど前になります。
昭文社から届いた旅行雑誌と関東道路地図
購入した理由というのは、この会社が国内の登山地図を出版する数少ない出版社の一つであったからです。うまくすれば株主優待で地図が安く手に入るのではと目論んだが、そんな事は無く隔年に一度売れて無さそうな道路マップや旅行雑誌が送られてくるだけだった。
世の中がだんだんインターネットの時代に変わり、アナログの出版物業界は恒常的な不況に落ち入り株価は半値以下に低迷した。配当金もここ数年は無配続きで、投資の対象としては完全に的が外れた会社だった。
保有しているのは最低単位の100株だけなので、今売却しても精々夫婦で一泊高級旅館に泊まれるほどの金額にしかならず、腐れ縁のように持ち続けている。
まあ宝くじと一緒で、持っていればそのうち昭文社さんが奇跡的に大ヒット商品を販売して株価がド~ンとUPする可能性だってゼロじゃない。でもその前に倒産する確率の方が遥かに高いんだろうけれど。