9月23日(木) 天気=晴れ
09:12市営駐車場→ 09:25榛名神社→ 09:57鏡台コル→ 10:12鏡台山→ 10:23鏡台コル→ 10:49鐘原ヶ岳分岐→ 10:58天狗山西峰分岐→ 11:03~11天狗山西峰→ 11:17~47榛名天狗山→ 11:58鐘原ヶ岳分岐→ 12:28~33鏡台コル→ 13:03榛名神社
古い山仲間のIさん達と、急遽榛名山前衛の天狗山に登る事になった。参加したのはI夫妻とIさんの義兄Aさん、そして我々夫婦の5名です。関越道藤岡インター傍の道の駅「ららん藤岡」で待ち合せ、2台の車を連ねてAM9時頃登山口の榛名神社へ着いた。
榛名神社入口の大鳥居
神社近くの市営駐車場が閉鎖されていたので、仕方なく駐車場入口の路肩に車を停めた。此処から歩き始めて榛名山神社へ向かう。宿坊など軒を連ねる門前通りを通って神社前門まで行くと、右手に天狗山へ至る道があった。
榛名の神社市営駐車場(閉鎖中で場内には停められない)
神社へ向かって門前通りを登って行く
榛名神社前門の鳥居
天狗山登山道入口
コンクリート舗装の狭い林道をしばらく行くと赤い鳥居が建ち、そこから登山道が始まった。樹林帯に続く緩やかな道を進んで行くと、だんだん傾斜が増し最後はロープを伝って急坂を登ると鏡台山への道が分岐する鏡台コルだった。
コンクリート舗装の狭い林道
林道奥の登山道入口
緩やかな登山道
鏡台コル手前の急登
ここで最初の休憩を取る。休憩の間、妻と私で鏡台山まで往復する。鏡台山(1079m)は樹林に覆われて展望は無く、山頂標識が在るだけの静かな山頂だった。
鏡台山山頂
鏡台コルからは山腹を巻くトラバース道で、2~3個所小さな沢を横切って行く。鏡台コルから30分足らずで、小さな表示板がある鐘原ヶ岳分岐へ着く。左に分岐する鐘原ヶ岳への道は、踏み跡薄くあまり歩かれていないようだ。
鐘原ヶ岳分岐
分岐から10分足らずで赤い鳥居と小さなミニ鳥居群が建つ9合目へ着いた。ここから天狗山西峰への道が右に分岐していたので、最初に西峰へ向かう。
9合目地点
程なくして着いた天狗山西峰(1179m)は展望も無く、樹林帯の凡庸な山頂だったが一応ここが天狗山最高地点となる。再び9合目へ戻り今度は榛名天狗山へ向かう。
天狗山西峰山頂
9合目へ戻って来た
榛名天狗山の山頂は尖がった大岩で、此処から関東平野の大展望が広がる。冴えわたる秋晴れの中、此処でノンビリ休憩すれば最高だったが、場所は狭いし次々と登山者が来るので落ち着かず、一寸戻った木陰でランチタイムとする。
榛名天狗山山頂
山頂から妙義山(左奥)浅間山(右奥)方面
山頂の大岩下
30分ほどで休憩を終えると山頂を後に下山する。途中で余力があれば、鐘原ヶ岳の山頂へも行ってみたかったが、計画した山行を変更して遭難沙汰でも起こしたら事なので、無難に往路を忠実に降った。
往路を下山する
鏡台コルへ戻って来た
榛名天狗山から1時間15分ほどで登山口の榛名山神社に戻って来た。駐車場へ戻ると「キノコ探しに出掛ける」というI夫妻&Aさんの車とお別れし、我々は榛名湖畔の榛名湖温泉へ向かい山の汗と疲れを流した。
下山後、高崎市榛名歴史資料館を見学(65歳以上無料)
榛名湖と榛名富士
温泉を出ると時間が早いし高速道路料金も勿体ないので、混み合う休日の一般道をドライブし、暮れなずむ夕刻に我家へ戻って来た。玄関前にはI夫妻からの置き土産で「キノコ」が鎮座していた。そのご厚意に感謝多謝です。
そう言えば今日も登山の休憩時、先輩Iさんが「天狗山はイイ山だね。でもこの位の山が僕の限界だよ」と弱気な事を言っていた。山の会で百名山を一番乗りで踏破し、雪山や沢登りも元気に登ってたIさんも私より5歳年上で今や立派な後期高齢者だ。
世間的な基準で言えば、その年齢で登山できるだけでも凄い事なのかも知れないが、でもIさんは私の人生航路の道標的な存在と勝手に定めているので、「まだまだ頑張ってくれなきゃ困りますよ」と言いたかったけど喉元で引っ掛かった。