Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

群馬県、榛名天狗山ハイキング

2021年09月24日 | 山歩き

9月23日(木)      天気=晴れ

09:12市営駐車場→ 09:25榛名神社→ 09:57鏡台コル→ 10:12鏡台山→ 10:23鏡台コル→ 10:49鐘原ヶ岳分岐→ 10:58天狗山西峰分岐→ 11:03~11天狗山西峰→ 11:17~47榛名天狗山→ 11:58鐘原ヶ岳分岐→ 12:28~33鏡台コル→ 13:03榛名神社

 

 古い山仲間のIさん達と、急遽榛名山前衛の天狗山に登る事になった。参加したのはI夫妻とIさんの義兄Aさん、そして我々夫婦の5名です。関越道藤岡インター傍の道の駅「ららん藤岡」で待ち合せ、2台の車を連ねてAM9時頃登山口の榛名神社へ着いた。

榛名神社入口の大鳥居

 神社近くの市営駐車場が閉鎖されていたので、仕方なく駐車場入口の路肩に車を停めた。此処から歩き始めて榛名山神社へ向かう。宿坊など軒を連ねる門前通りを通って神社前門まで行くと、右手に天狗山へ至る道があった。

榛名の神社市営駐車場(閉鎖中で場内には停められない)

神社へ向かって門前通りを登って行く

榛名神社前門の鳥居

天狗山登山道入口

 コンクリート舗装の狭い林道をしばらく行くと赤い鳥居が建ち、そこから登山道が始まった。樹林帯に続く緩やかな道を進んで行くと、だんだん傾斜が増し最後はロープを伝って急坂を登ると鏡台山への道が分岐する鏡台コルだった。

コンクリート舗装の狭い林道

林道奥の登山道入口

緩やかな登山道

鏡台コル手前の急登

 ここで最初の休憩を取る。休憩の間、妻と私で鏡台山まで往復する。鏡台山(1079m)は樹林に覆われて展望は無く、山頂標識が在るだけの静かな山頂だった。

鏡台山山頂

 鏡台コルからは山腹を巻くトラバース道で、2~3個所小さな沢を横切って行く。鏡台コルから30分足らずで、小さな表示板がある鐘原ヶ岳分岐へ着く。左に分岐する鐘原ヶ岳への道は、踏み跡薄くあまり歩かれていないようだ。

鐘原ヶ岳分岐

 分岐から10分足らずで赤い鳥居と小さなミニ鳥居群が建つ9合目へ着いた。ここから天狗山西峰への道が右に分岐していたので、最初に西峰へ向かう。

9合目地点

 程なくして着いた天狗山西峰(1179m)は展望も無く、樹林帯の凡庸な山頂だったが一応ここが天狗山最高地点となる。再び9合目へ戻り今度は榛名天狗山へ向かう。

天狗山西峰山頂

9合目へ戻って来た

 榛名天狗山の山頂は尖がった大岩で、此処から関東平野の大展望が広がる。冴えわたる秋晴れの中、此処でノンビリ休憩すれば最高だったが、場所は狭いし次々と登山者が来るので落ち着かず、一寸戻った木陰でランチタイムとする。

榛名天狗山山頂

山頂から妙義山(左奥)浅間山(右奥)方面

山頂の大岩下

 30分ほどで休憩を終えると山頂を後に下山する。途中で余力があれば、鐘原ヶ岳の山頂へも行ってみたかったが、計画した山行を変更して遭難沙汰でも起こしたら事なので、無難に往路を忠実に降った。

往路を下山する

鏡台コルへ戻って来た

 榛名天狗山から1時間15分ほどで登山口の榛名山神社に戻って来た。駐車場へ戻ると「キノコ探しに出掛ける」というI夫妻&Aさんの車とお別れし、我々は榛名湖畔の榛名湖温泉へ向かい山の汗と疲れを流した。

下山後、高崎市榛名歴史資料館を見学(65歳以上無料)

榛名湖と榛名富士

 温泉を出ると時間が早いし高速道路料金も勿体ないので、混み合う休日の一般道をドライブし、暮れなずむ夕刻に我家へ戻って来た。玄関前にはI夫妻からの置き土産で「キノコ」が鎮座していた。そのご厚意に感謝多謝です。

 そう言えば今日も登山の休憩時、先輩Iさんが「天狗山はイイ山だね。でもこの位の山が僕の限界だよ」と弱気な事を言っていた。山の会で百名山を一番乗りで踏破し、雪山や沢登りも元気に登ってたIさんも私より5歳年上で今や立派な後期高齢者だ。

 世間的な基準で言えば、その年齢で登山できるだけでも凄い事なのかも知れないが、でもIさんは私の人生航路の道標的な存在と勝手に定めているので、「まだまだ頑張ってくれなきゃ困りますよ」と言いたかったけど喉元で引っ掛かった。

コメント
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