Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥武蔵、伊豆ヶ岳~武川岳ハイキング

2023年04月06日 | 山歩き

4月5日(水)     天気=曇り一時晴れ

09:38西武正丸駅→ 09:58正丸峠分岐→ 10:18亀岩→ 10:28長岩峠→ 10:39男岩下→ 10:55~11:16伊豆ヶ岳→ 11:36~39山伏峠→ 12:26前武川岳→ 12:38~56武川岳→ 13:07蔦岩山→ 13:33焼山→ 14:04~13二子山(雄岳)→ 14:18二子山(雌岳)→ 15:02道の駅あしがくぼ

 

 「朝飯食ってから一人気儘に行くハイキングシリーズ」今年の第一弾は、奥武蔵の人気の山、伊豆ヶ岳~武川岳に出掛けました。朝8時過ぎの電車に乗って、伊豆ヶ岳登山口の正丸駅には9時半に着いた。短い時間で山へ行ける、これも埼玉の田舎町に住んで居ればこその強みです。(東京ベイエリア何か住んでたら絶対来れねーだろ・・と貧乏人の僻み言)

西武秩父線、正丸駅

 まずまずの天気の下、花盛りの山里に続く狭い車道を登って行く。駅から20分ほどで正丸峠分岐に着き、此処から左へ伊豆ヶ岳へ向かう登山道が始まる。

山里の小さなお堂(子育て観音だったかな?)

 沢沿いの道をしばらく進むと、登山道は沢を離れ急坂の道が続く。急登を黙々登って行くと、「亀岩」と標識に書かれた大岩下に着いた。亀岩から10分ほどで、正丸峠から伊豆ヶ岳に向かう尾根上の長岩峠に達した。

最初は沢沿いの道

亀岩(長岩)

長岩峠

 伊豆ヶ岳に向って尾根道を登って行くと、伊豆ヶ岳名物の「男坂の鎖場」に着いた。鎖場の手前には危険を告知する標識はあるが、ロープは張られていないので「自己責任で行ってもいいよ」という事なんだろう。岩場が嫌な人には、右手に女坂コースがある。

男坂(鎖場)手前の標識(右手に女坂が分岐している)

 ちょっぴりスリルが味わえて、伊豆ヶ岳へ来るといつも男坂の岩場を登るのが楽しみだ。岩場を通過してしばらくゴツゴツした尾根道を登って行くと伊豆ヶ岳(851m)に着いた。

男坂の鎖場

男坂の降りはロープが張られ通行禁止になっている

伊豆ヶ岳山頂

山頂のツツジ

 ピンク色のツツジが点々と咲く山頂は、行き交う多くのハイカーで賑わっている。私もしばらくここで、コーヒーブレイクを楽しむ。休憩を終えると、山頂から山伏峠に向って降って行く。伊豆ヶ岳~山伏峠の間は初めての歩く道かも知れない。歩く人が少ないのか、倒木などもありヤヤ荒れている。

伊豆ヶ岳から山伏峠へ降る道

 伊豆ヶ岳から20分ほどで2車線の車道が横切る山伏峠に降り立った。峠から前武川岳に向って長い登りが続く。山腹を巻く林道が峠から前武川岳までの中間地点で、振り返れば先ほど居た伊豆ヶ岳が随分遠くになっている。

車道が横切る山伏峠

前武川岳への登山道から伊豆ヶ岳方面

 山伏峠から46分ほどで、平坦な前武川岳(1003m)山頂に着いた。此処を左へ行けば名郷集落のバス停で、私は右に曲がって武川岳へ向かう。前武川岳から僅か12分ほどで広々とした武川岳(1052m)に着いた。

前方に前武川岳が見えてきた

前武川岳山頂

 疎林と草原の山頂はそれ程展望は無いが、ベンチも幾つかあり休憩したくなる気持ちの良い場所だ。武川岳は伊豆ヶ岳より奥深い分人影薄く、山頂で出会ったのはご夫婦らしきお二人さんだけだった。

武川岳山頂

 武川岳から自然林と植林の入り混じる、落葉が積もった尾根道を二子山に向かって進む。蔦岩山を通過して急坂を一気に降ると、尾根沿いの林道に着き、その林道を数百m進むと左手に焼山への登山道があり、その登山道をしばらく登ったら、焼山(850m)だった。

蔦岩山ピーク

焼山から武甲山方面

焼山から二子山方面(左のピークが雌岳、右のピークが雄岳)

 狭い山頂からは、西に石灰岩を削られた武甲山が大きく痛々しく見える。焼山からは幾度かアップダウンを繰り返す気持ちの良い尾根道が続く。二子山(雄岳)へは厳しい急登だが、最後の登りと気合を入れて頑張る。

尾根道にあった木のアーチ

 焼山から30分ほどで、樹林に囲まれた静かな雄岳(883m)に着いた。山頂から疎林越しに秩父市街地が見渡せた。雄岳から小さく登り返して雌岳山頂を踏み、後はもう芦ヶ久保駅に向かって降って行くばかりだ。

雄岳山頂(遠くに秩父市街地が見える)

 二子山名物の、ロープがベタ張りされたジグザグ坂を転げるように降り、その後沢沿いの道を降って行く。真新しい木橋を渡ると里の騒音が聞こえ始め、程なく西武秩父線のレールが眼下に見え、線路下を潜って午後3時過ぎに「道の駅あしがくぼ」に降り立った。時刻表を確認すると次の列車まで時間があるので、駅前のベンチで一人ご褒美のビールタイムを楽しんだ。

ロープがベタ張りされた坂道

この木橋を渡ると芦ヶ久保駅は近い

西武秩父線、芦ヶ久保駅

 最近は東京スカイツリーと背丈を競うような低山歩きばかりで若干欲求不満気味だったので、今日は足の筋肉がピクピク痙攣するぐらい思いっ切り歩くつもりだった。スマホの歩行アプリで確認すると「歩行距離約23キロ」、「歩数29550歩」、「消費カロリー1101kcal」を記録して、もう十分ゲップが出そうなほど歩く事ができました。

    ・・「朝飯後、登山満喫奥武蔵」・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする