8月半ばを過ぎても、猛烈な暑さが一向に衰えません。市役所のマイク放送からは、毎日のように熱中症警戒アラートが発令されています。そんな猛暑の中、私は週に2~3回ほどテニスに出掛けています。
炎天下のテニスコートは軽く気温40度越え、「屋外での運動はお控えください」という警告をものともせず、平均年齢後期高齢者ラインの面々が下手なテニスを興じています。
炎天下のテニスコート
昔老人の少なかった時代には、頑張るお年寄りは「お元気ですねえ」などと敬われていたものです。しかし老人が掃いて捨てるほど居る現在では、お年寄りがチョット無理して頑張ろうものなら、無謀な老人と疎んじられるそんな高齢者に冷たい時代となったような気がします。
テレビや新聞、ネットのニュースでは、高齢者の無謀な運転や登山などと書かれた記事が毎日のように載っています。我々も万が一コート上で具合が悪くなり救急車を呼ぼうものなら、高齢者の無謀なテニスと世間から批判を浴びるでしょう。
「むぼう」と言われぬよう帽子を被って、・・・イヤ違った水分と休養を充分に取って、プレーするよう心掛けています。でもどうせ一度の人生なら、病院ベッドで管に繋がれて死ぬよりも、好きな事やってる最中にポックリあの世へ逝く方が、案外幸せな死に方だと思わないではありません。
「こんな暑い中、イイ齢して何でテニスをやってるの?」と問われれば、「そこにテニスコートがあるからだ」と言いたいところですが、大汗掻いた後のビールが実に至福の味わいなんです。だから「旨いビールを飲む為だ」というのが正直なところでしょうか。
・・「炎天下、ビール目当てでやるテニス」・・