Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

尾瀬、至仏山登山(詳細)

2023年09月17日 | 山歩き

9月14日(木)    天気=曇り時々晴れ

06:36鳩待峠→ 07:39原見岩→ 08:16笠ヶ岳分岐→ 08:41~56小至仏山→ 09:41~10:16至仏山→ 11:02~09小至仏山→ 11:48笠ヶ岳分岐→ 11:56悪沢岳→ 12:05笠ヶ岳分岐→ 12:28原見岩→ 13:14鳩待峠

 

 秋雨前線が来る前に、何処か山を登って温泉に入りたい。何て考えで尾瀬の至仏山登山&日光湯元温泉泊りの計画を考えた。前日午後に我が家を出発し、昨夜は関越道、赤城高原サービスエリアで車中泊した。高原だから少しは涼しいだろうと思ったが、意外と暑くて寝苦しい夜を過ごした。

 今朝は早々と尾瀬の玄関口、戸倉に着いて朝6時発の鳩待峠行きシャトルバス第1便に乗る事ができた。久しぶりの鳩待峠には6時半頃着いた。計画書をポストに投函し、此処から至仏山登山の開始です。

尾瀬戸倉第1駐車場の鳩待峠シャトルバス乗り場(片道大人=1000円)

鳩待峠の尾瀬ケ原入口

 秋雨前線の影響か山はスッポリ霧に包まれて、緩やかな樹林帯の道を粛々と登って行く。1時間ほどで尾瀬ヶ原が望めるという原見岩に着いたが、展望は全く無い。

樹林帯の緩やかな道

 原見岩から30分ほどで、森の中に広がるオヤマ沢田代湿原に着く。湿原の周囲は鹿除け防護柵が張り巡らされていた。湿原から僅かな距離で、笠ヶ岳への道が左に分岐していた。

オヤマ沢田代湿原の鹿除け柵入口

笠ヶ岳分岐

 分岐を過ぎると、小至仏山への急登が始まる。嬉しい事に、この頃から霧が薄れて上空に青空が広がってきた。辿り着いた小至仏山(2162m)の山頂は、360度の展望で、流れゆく雲の向こうに至仏山のピークが見えた。 

小至仏山への登り

同 上

小至仏山山頂(奥の山が至仏山)

 小至仏山から一旦鞍部に降って、至仏山へ登りに入る。岩の多い歩き難い道が続く。陽射しも強くなったので、暑さも堪えてきた。小至仏山から45分で、待望の至仏山(2228m)に到着した。

至仏山への登り

山頂間近の道

至仏山山頂

 山頂は多くの登山者で賑わっており、我々も片隅で休憩&ランチタイムとする。山頂からは360度の展望だが、雲海が広がって周囲の山々を隠している。眼下の尾瀬ヶ原やその奥の尾瀬沼は雲の合間にチラリと望む事ができた。

山頂眼下に尾瀬ケ原が広がる

遠く雲の合間に尾瀬沼が小さく見えた

 40分ほど滞在し、山頂を後にする。下山の道も霧に覆われたが、小至仏山を通過する頃には再び晴れ、尾瀬ケ原や燧岳を明瞭に望む事ができた。笠ヶ岳分岐に着いた時、私一人で分岐を右に曲がって悪沢岳(2043m)まで往復したが、何の展望も無い山頂だった。

霧の中の小至仏山

小至仏山山頂付近

小至仏山山頂下の降り

下山の道から笠ヶ岳方面

悪沢岳山頂

 オヤマ沢田代湿原を通過して原見岩まで降ると、今度は尾瀬ケ原の展望を得る事ができた。樹林帯の道を降って午後1時過ぎに鳩待峠へ戻って来た。次のバス便は午後2時だが、ジャンボタクシーが随時運行していたのですぐに乗車する事ができた。

オヤマ沢田代湿原

原見岩から尾瀬ケ原と燧岳

鳩待峠に戻って来た(バス乗り場は100m程下にある)

 午後2時前に戸倉の第1駐車場(駐車料1日=1000円)へ戻って今日の登山を終えた。至仏山へは何度も歩いた道だから、もっと楽勝かと思ったが意外と手強く感じた。それは我々の脚力が衰えたという証でもあるのだろう。

 でもまずまずの好天に恵まれて、心地よい山歩きを楽しむ事ができて満足の一日でした。これから日光湯元へ向かい、源泉風呂で登山の疲れを癒します。

 

    ・・「尾瀬ヶ原、見下ろす至仏雲の上」・・

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