Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

秋晴れのお彼岸、青梅市の宗建寺まで墓参り

2023年09月25日 | お出掛け

 9月24日(日)

 「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、今日は今までの暑さが嘘の日涼しい秋晴れとなった。絶好の墓参日和なので、妻の実家のお墓がある青梅市の宗建寺までドライブがてら車を走らせた。

 11時頃青梅市に着いたので、墓参りの前に昼食を済ませる事にした。今までは墓参りの都度、奥多摩の御嶽駅近くにあった和食店「いもうと屋」でお昼を食べていたが、このお店が数年前に閉店した為、ここ数年は梅の名所、青梅吉野梅郷に在る甘味処「紅梅苑」でお昼を食べている。

紅梅苑近くにある神代橋から望む多摩川と奥多摩の山々

橋の袂に在った中曾根康弘元総理の石碑「澄める空あり雁渡る」と書かれているようだ。

 紅梅苑は「平家物語」などで有名な作家の吉川英治が愛したという老舗の和菓子店で、喫茶スペースも在り店内で食事ができる。メニューは和菓子のスイーツ中心だが、ランチタイムに「栗おこわ御膳」というご飯もの定食が唯一あって、これが実に美味いのです。

甘味処「紅梅苑」

紅梅苑の栗おこわ御膳(¥1700円也、梅酒が付くと+200円)

 昼食を終えた後途中でお花とお線香を買って、青梅市内に在る宗建寺へ向かう。お彼岸とあってお寺の駐車場はほぼ満車で、境内にはお線香の煙と臭いが漂っています。

青梅市、宗建寺本堂

墓所入口で参拝者を迎える六地蔵

 誰かがお参りしてくれたのか、実家のお墓は既に綺麗に掃除され、お花が供えられていました。持参した花を供えて両手を合わせ、あの世で待つご先祖様の御霊に、「もう少しこの世で奮闘努力したいので、どうかお守りください」とお願いした。願いが通じるか否かは神様だけがご存じだが、お参りを済ませた事で心の中が少しばかり晴れ渡りました。

 余談ですが、宗建寺は青梅七福神の一寺でご本尊は毘沙門天様、墓地には江戸時代に俊足の義賊として知られた「裏宿の七兵衛」が葬られています。足が速かった七兵衛さんを拝むと足腰が丈夫になると言われがあり、マラソンや登山で頑張りたい人は、お参りするとご利益がある・・・かも知れません。

 

        ・・「秋風が誘い青梅へ墓参り」・・

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