先週末、久しぶりに日高市のJA農産物直売所「アグレッシブ日高中央店」へ買い物に出掛けた。お店に向かう県道は、彼岸花で有名な巾着田への行楽車で長々と渋滞していた。
やっとこさ着いたお店も、買い物客でごった返している。店内を見渡すと、前回来た時にスイカがゴロゴロ並んでいた販売棚に、今日は栗の袋が所狭しと売られていた。それを見ると、「アア~、もう秋深しなんだなあ」と実感させられる。そして後二カ月も経てば販売棚には白菜や大根が並んで年の暮れを迎えるだろう。
人生早や70数年が過ぎ、齢を老う毎に時の歩みは加速して行くようだ。現役終盤の50代の頃は、60代が身体の元気な最後の時代と考え、日本縦断ウォーキングや日本三百名山登山などにチャレンジした。
そして70代以降は静かに余生を過ごす時代と思っていたが、今だ未練がましく山歩きを続けている。でも時の速さを考えると、人生の暮れを迎えるのもそんなに遠くないような気がする。