日本百名山の一つとしてハイカーには人気の高い赤城山ですが、山中には美しい森や湖、滝などが点在して観光地としても魅力的なエリアです。首都圏からも近距離で、マイカーや公共交通機関で容易に訪れる事ができます。
それなのに同じ関東の観光名所、奥日光や榛名湖、草津志賀高原などに比べると、人気は今一つで知名度も低い。昭和の時代にはケーブルカーやロープウェーが運行して大勢の行楽客で賑わっていたそうですが、今は寂しく廃線跡が残るだけです。
そんな不遇の赤城山を少しはエールを送りたくて、私が訪れた時の写真で観光スポットを紹介してみたいと思います。春はツツジ、夏は避暑、秋は紅葉、冬は大沼のワカサギ釣り、四季折々の良さがある赤城山いい所ですよ。
赤城山総合観光案内所(赤城山の歴史や見所がわかる)
赤城山ビジターセンター(赤城山の自然を学べます)
赤城山神社(昭和60年6月2日撮影、大沼湖畔の歴史ある神社)
地蔵山山頂から大沼と赤城山最高峰の黒檜山(以前は山頂までロープウェーが架かっていたが、20年ほど前に廃線となってしまった)
地蔵山から望む小沼(赤城山で大沼の次に大きな湖)
鳥居峠から望む覚満淵(手前)と大沼(奥)(昭和30年代には山麓から鳥居峠までケーブルカーが運行していたが、昭和43年に廃線となり今山頂駅は食堂・売店となり、峠まで観光道路が通じている)
鳥居峠直下の覚満淵(ミニ尾瀬沼を思わせる小さな湖)
赤城山南山麓に建つ「あいのやまの湯」(広い浴場の他、プールや食堂、トレーニングルームまである大きな日帰り温泉、何よりシニア料金320円と安いのが気に入った)
・・「国捨てる、忠治仰いだ赤城山」・・