Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

親しい友人が、知らない間に逝なくなっていく。

2024年10月10日 | 日記

 山仲間のYさんは私が地元の山の会に参加した頃からの付き合いで、私が会を辞めた後も個人的な山行に私を誘ってくれ、何度も一緒に山を歩いた仲です。そして私がテニスをやると知り、自分が所属する地元のテニスサークルに私を紹介してくれ、一緒にプレーを楽しんだ。

 そのYさんが去年の春頃から体調不良で、山にもテニスにも顔を出さなくなった。その後一度テニスコートへ彼が顔を出した時チョット痩せてやつれていたが、そんなに変わった風には見えず、「早く元気になって、又一緒にやりましょうよ」と言葉を交わして別れた。

 先日山仲間のI子さんからLINEで、「Yさんが5月に亡くなっていたそうです。」と突然訃報の知らせが入った。数日後に気の合う山仲間達と誘い合わせ、Yさんのお宅へお悔やみに伺った。穏やかな笑顔で写るYさんの遺影に手を合わせ、生前お世話になったご恩に感謝の言葉を捧げた。

2017年5月、私が三百名山踏破した時、Yさんが幹事で祝いの会をやってくれた。(左から二人目がYさん)

 そして先日の話だが、以前同じマンションに住んで居たKさんの奥さんに街中でバッタリ遭遇し、「旦那さんはお元気ですか?」と尋ねたら、「主人は今年の春にガンで亡くなったの」と悲しい訃報を聞かされた。

 Kさんのご主人とは同じマンションの頃から親しくさせてもらい、私が定年後ブラブラしていた時に、Kさんから「道楽半分で遺跡発掘のアルバイトをやっているんだけど、Fさんも興味が在ったらやってみない?」と誘われ、その後約1年間Yさんと一緒に坂戸市の遺跡発掘現場で働いた。

当時働いていた坂戸市の遺跡発掘現場

 遺跡発掘の仕事が終わっても、私がジョギングしている時に散歩中のYさんご夫婦とは時々出会った。「又遺跡の仕事があったらお願いしますよ。」何て話をして、とてもお元気そうに見えたのだが・・。

 私がお世話になった親しい友人が、知らない間にヒッソリとこの世を去っていく。もう二度と会う事は出来ないのだと思うと、寂しい気持ちになってくる。いずれ私も旅立つ身だが、ヒッソリとは逝きたいけれど誰か私を偲んでくれる人はいるだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする