12月10日(火)
「野菜の買い出しに」という妻の要請を受けて、日高市のJA日高中央農産物直売所へ車を走らせた。店内へ入ると今の時期旬の野菜は白菜と大根のようで、メインの販売棚に山のように積まれていた。
「食欲の秋」とも言うが、私にとっては冬が一番食べ物の美味しい季節のような気がします。それはきっと冬の寒さに身体がより多くのエネルギーを欲し、それが食欲となるからではないだろうか。
白菜と言えば「寄せ鍋」や「すき焼き」、大根は「おでん」などが思い浮かぶ。ホカホカと湯気が立ち昇るお鍋から、充分味の滲み通ったお肉や魚介、野菜を食べる喜び、日本に生まれて良かったと思える一時ではないでしょうか。
今日の夕食で妻が作ってくれたのは、薄く味付けされた水炊きに野菜や魚介類を入れたもの、それに別皿のネギ味噌を絡めて食べる。「味噌だれ水炊き」とでも言ったらよいのだろうか、口には出さねど、思わず「星五つ」と心の中で叫びました。