Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

群馬県、王城山~高間山登山

2023年05月04日 | 山歩き

5月2日(火)     天気=晴れ

 

08:15林温泉かたくりの湯→ 08:43登山道分岐→ 08:59~09:12カラカサ松(林道終点)→ 09:39~43王城山→ 09:58~10:00王城神社奥社→ 10:27あみだ石→ 10:45~54林道出合→ 11:16~43高間山→ 11:54林道出合→ 12:07あみだ石→ 12:33王城神社奥社→ 12:45~47王城山→ 13:07~12カラカサ松→ 13:20登山道分岐→ 13:45林温泉かたくりの湯

 

 今年のゴールデンウイークは約2千5百万人の人出だとか。我々夫婦もその一員に加わろう・・何て思った訳でも無いが、日帰りで群馬百名山の王城山~高間山を登りに出かけた。

 早朝出発したお陰でさしたる渋滞に遭う事も無く、朝8時過ぎに八ッ場ダム道の駅八ッ場ふるさと館近くの林温泉かたくりの湯に着いた。此処は地元民の為の素朴な温泉で、駐車場の片隅にある観光用駐車場(約4台分)に車を停めた。

林温泉かたくりの湯

 今朝は見事な五月晴れ、吹き渡る涼しい風が心地よい。隣接する王城神社で登山の安全を祈った後、登山口を出発する。登山道をしばらく登ると一旦車道に出るが、少し行くと左手に登山道の標識があった。緑鮮やかな樹林の道をしばらく登って行くと、右手に登山道が分岐していた。

王城神社(厳かな風格のある神社)

新緑が染みる道

一旦車道に出る

沢沿いの気持ちの良い道

登山道分岐地点

 登山道分岐地点の少し先で狭い林道に合流し、その林道を15分ほど歩いたらカラカサ松がある林道終点だった。此処から王城山へ向け、急な登山道が始まる。

車道に合流する

林道終点(ここから登山道が始まる)

終点手前のカラカサ松

 急登だが良く整備された道なので、快調に登って行く。やがて痩せ尾根の鎖場を通過すると、そのすぐ上が王城山(1123m)だった。ツツジの花が咲く明るい山頂で、遠くに白い噴煙を上げる浅間山が見えた。

王城山への登り(岩場の裾を通過)

新緑の中を登る

王城山山頂

山頂から浅間山方面

 山頂を降った直下に東屋が建っており、ベンチに座って一息入れる。東屋の少し先のピークが王城神社奥社で、小さな鳥居と石の祠が祀られて周囲はツツジの花が咲き、此処も気持ちの良い所だった。

山頂と奥社の鞍部にある東屋

王城神社奥社のあるピーク

 王城神社奥社から高間山へは、アップダウンの多い変化に富んだ尾根道が続く。登り降りの繰り返しが大変だが、点々と咲き誇るツツジの花が疲れを癒してくれる。

道沿いのツツジ

同 上

 王城神社奥社から25分ほどで林道に降り立つ。そこから林道歩きで少し進むと「あみだ石」と呼ばれる大石があった。更に林道をしばらく歩いて行くと前面に高間山の山頂が見え、高間山の裾を横切る車道に合流した。

あみだ石

林道から高間山の山頂

高間山の山裾を横切る林道と合流

 此処から高間山の山頂へ向け、直線状の急登が続く。「嫌なら車道で待っててもいいよ」と言ったが妻は快調な足取りで、しっかりと私の後を追いて来る。

林道の高間山登山口

山頂が近づくにつれ、だんだん急になる高間山への道

 林道からだんだん急になってくる道を登る事約20分、高間山の山頂標識が現れた。山頂(1342m)は疎林に囲まれてあまり展望は良く無いが、木々の合間から八ッ場ダムや遠く谷川連峰などの山々が望まれた。気持ちの良い場所なので、コーヒーブレイクとする。

高間山山頂

山頂から八ッ場ダムの眺め

 ゴールデンウイークの好天日、眼下の八ッ場ダムでは大勢の行楽客が押し寄せているのに、ここには人っ子一人いない。こんな良い山なのに、どうして誰も登って来ないのだろうかと不思議に思うほどだ。

 30分ほど休憩し、山頂を後にする。ツツジの花に励まされながら王城山を通過し、登山道分岐地点で道標に「かたくり」と書かれた左手の道を下山する。しばらく降ると車道に降り立ち、その後は車道沿いに降って、午後1時45分頃車を停めている林温泉かたくりの湯に戻って来た。

登山道から車道に降り立つ

林温泉かたくりの湯付近の風景

 カタクリの湯は地元の人の為の温泉で、コロナ過では地元民以外の入浴を禁じていたが、コロナ過が緩和された今年の4月から再び部外者も入浴(料金300円)できるようになった。

 トロミのある浴槽にノンビリ浸かって山の汗と疲れを流す。今日登った王城山と高間山は、静かで新緑やツツジの花が美しく、とても気持ちの良い山々でした。日頃の憂さを吹っ飛ばす爽快な山歩きができて、満たされた一日となりました。

 

  ・・「静かなる、八ッ場の山はツツジ彩」・・

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