晴れ。最低気温17.3℃、最高気温27.7℃。
先日、函館からの帰りに初めて白鳥大橋を渡り、旧室蘭駅をカメラに収めました。
『春と修羅』に収められている「噴火湾(ノクターン)」には「・・・・噴火湾のこの黎明の水明り/室蘭通ひの汽船には/二つの赤い灯がともり/東の天末は濁つた孔雀石の縞/黒く立つものは樺の木と楊の木・・・・」とあります。
《旧室蘭駅舎 2015年8月11日撮影》
「室蘭市の公式ホームページ」から
旧室蘭駅舎は明治45年に建造され、北海道内の駅舎の中では最古の木造建築物です。建築様式は、寄せ棟造りで、明治の洋風建築の面影を残す屋根や白壁づくりの外観、外回りは入母屋風で「がんぎ」と呼ばれるアーケード様式となっており、全国でも珍しい建築物となっています。
平成11年7月には、「国の登録有形文化財」に登録され、平成22年10月には、JR北海道の「準鉄道記念物」に指定されました。
現在は観光案内所として使用されています。