雪時々曇り。最低気温-3.6℃、最高気温-0.2℃。
師走の日々はどんどん加速してきました。札幌へ出かけたのがお昼時とあり、大丸の8階レストラン街もステラ6階レストラン街も順番待ちで長蛇の列となっていました。まっすぐ歩けないほどの賑わいに、平穏な日々がずーっと続きそうな気もしたのですが・・・・・・。
安保関連法が成立してから3カ月目の今日、紀伊國屋札幌本店インナーガーデンで、「『天皇の軍隊』著者の大濱徹也先生に聞く・・」という講演会があり、途中から参加してきました。これは北海学園大学人文学部の先生方が研究成果を社会に還元する講演会シリーズの第8回目として開かれたもので、午後2時から午後3時半までの予定となっていました。
大濱徹也氏は今年9月に復刊した『天皇の軍隊』(講談社学術文庫・2015年/1978年教育社刊)の著者で、筑波大学名誉教授・元北海学園大学教授で歴史家。聞き手は同大人文学部教授・郡司淳氏。
戦後生まれの私にとっては、「軍隊」という言葉そのものが耳に馴染みのないもので、同じように「戦争」という言葉にも実感が持てないことに気付かされれました。平和だったということなのでしょう。
著者が最後に、兵隊として戦争に従軍した人たちが「語らないことや記録を残さないことこそが歴史だ」と話されていたことが印象に残りました。