透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

2015年の大晦日に

2015-12-31 16:09:03 | 日記

晴れのち曇り時々雪。最低気温-13.4℃、最高気温-0.5℃。

いよいよ大晦日となりました。真冬日、連続5日目で、最低気温は更新中です。午前の遅い時間に散歩に出かけました。野幌森林公園のふれあいコースを歩いていると、何やらかすかな音がするので、立ちどまって耳を澄ませました。カサコソ、カササワのような感じです。

それは、松の枝に積もった雪が、雫となって笹にこぼれ落ちる音だったのです。雫はきらりと光りながら、辺りを見渡すように丸みを帯びていき、これ以上は無理だといわんばかりに滑り落ちるのです。あとからあとから落ちていく雫とその音の世界にいつしか引き込まれ、今日が大晦日というのを忘れそうになりました。

とはいえ、今年もいよいよ押し迫ってまいりました。忘れていいことと忘れてはいけないことを織り込んだ2015年の幕が下りようとしています。

皆様、この1年間、ありがとうございました。2016年が皆様にとって、良い年となることを願っております。

                     

                    

                    

                                        

                    

今日の北海道新聞の卓上四季に、童話作家・加藤多一氏の近刊『兄は沖縄で死んだ』が取り上げられていました。

  

                            

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