曇り。最低気温13.6℃、最高気温22.0℃。
咲いたばかりの白い小さな花にキアゲハが覆いかぶさるようにして羽を広げていました。
その蝶は、息がかかるほどに近づいても逃げる気配はなく、蝶の重さでしなっている茎は折れそうです。蜜を吸っていたのでしょうか。
そうだとしたら、あまりに花が小さく、蝶とのバランスはどうみてもアンバランスです。他にも花がないわけではないのに、なぜ?
アンバランスな構図は、どうしてこうもしっくりこないのでしょう。
不安定さが醸し出す戸惑いが先行すると、目の前の実態をすんなり受け入れることがなかなかできないものなのだなと思いました。
自分の中で作られた安定の構図という一種の先入観を、脇においてみることも時に必要なのかもしれません。
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